2023/12/15

AIツールおすすめ14選！ランキング形式でご紹介

AIツールは、人工知能技術を用いて人間が取り組むべきタスクをサポートするためのツールです。例えば、わからないことや知りたいことがあったとき、人間の代わりに情報収集をしてくれたり、アイデアが思い浮かばないときにAIがさまざまな情報からそれを手助けしてくれたりします。そのため、AIツールは効率的にビジネスを進めるためや快適に日常を過ごすために必要なシステムとなりました。

現在、AIツールと一言でいっても数多くの種類があります。そのため、AIツールの活用を検討している人の中には、できるだけ人気や知名度のあるAIツールを使いたいと考えている方もいるのではないでしょうか？

そこで、今回は目的別にランキング形式でおすすめのAIツールを14種類ご紹介します。

文章作成ができるAIツールおすすめランキングTOP6

はじめに、文章作成ができるAIツールをランキング形式でチェックしていきましょう。

1位：CloudSeedAI

公式サイト：https://ai.cloudseed.co.jp/

CloudSeedAIは、高品質な記事のタイトルや文章作成ができるAIツールです。無料プランとプレミアムプランが提供されており、無料プランは生成回数や文字数などに制限はありますが、完全に無料で利用することができます。プレミアムプランはChatGPT-4 Turboをモデルとして採用したAIツールとなっており、高品質の文字生成を行うことが可能です。また、プレミアムプランは生成回数や文字数に制限がなく、テンプレート機能など文章生成の際に役立つ機能が豊富な点も大きなメリットになります。

CloudSeedAIは、ほかのAIツールに比べて操作性に優れているAIツールです。操作は感覚的に使えるようになっており、難しい操作を覚える必要はありません。今までAIツールを使用して文章生成をしたことがない人でも使いやすくなっているので、料金や使いやすさ、品質を重視して文章作成のAIツールを選択したいという人は、特にCloudSeedAIがおすすめです。

2位：ChatGPT

公式サイト：https://chat.openai.com/

ChatGPTは、OpenAIが開発したAIツールです。会話形式でプロンプトに文章を入力することで、情報や生成した文章を取得することができます。例えば、『AIツールについて教えてください。』とプロンプトを作成し送信すると、それについての回答を得ることが可能です。

ChatGPTは無料で利用する場合、大規模言語モデルGPT-3.5が採用されています。基本的に無料版でも十分に精度が良く、AIツールとして活用することが可能です。一方、有料版はGPT-4.0が採用されており、従来の大規模言語モデルよりもさらに精度が向上しています。また、文章を入力したり生成したりするだけでなく、画像を扱うこともできるようになるので、あらゆるタスクをこなすことができる点も特徴です。

3位：BingAI

公式サイト：https://www.bing.com/search?q=Bing+AI&showconv=1&FORM=hpcodx

BingAIは、Microsoftが提供しているAIツールです。AI搭載のWebコパイロットであり、無料で利用することができます。また、BingAIは大規模言語モデルGPT-4.0が採用されているAIツールです。GPT-4.0を採用したAIツールの中で料金を無料で提供しているところは少ないので、その点が最大の特徴になるでしょう。

しかし、BingAIは無制限で利用できるわけではなく、1チャット25～30回までという制限が設けられています。また、ニーズを満たす回答を得るためには、適切なプロンプトを送信する必要があるので、その点も注意するようにしましょう。

4位：NotionAI

公式サイト：https://www.notion.so/ja-jp/product/ai

NotionAIは、ナレッジや答え、アイデアをワンクリックで教えてくれるAIツールです。プランは、フリープランやプラス、ビジネス、エンタープライズなどが提供されています。

NotionAIは、主に文章作成をサポートしてくれるAIツールです。例えば、既存の文章を自動で改善してくれたり、要約してくれたりします。また、プレスリリースの作成や表の作成など幅広い場面で活用することができます。さらに、自動翻訳機能も搭載されているため、英語を日本語に翻訳したりすることも容易です。

NotionAIは無料で利用することができるAIツールですが、無料プランには回数制限が設けられています。アカウント作成後に20回使用するとNotionAIを利用することができなくなるので、本格的に仕事の中で活用したいという方は、有料プランの加入を検討するようにしましょう。

5位：ELYZA Pencil

公式サイト：https://www.pencil.elyza.ai/

ELYZA Pencilは、東京大学松尾研発とスタートアップ企業である株式会社ELYZAによって開発された日本語AIエンジンが活用された文章執筆AIツールです。ELYZAが開発するELYZA Brainなどは、自然言語技術領域における国内最大の日本語AIエンジンとなっており、日本語のテキスト精度に特化している点が特徴です。ELYZA Pencilはこれらの技術が用いられていますが、デモンストレーション用の小さなモデルになるため、精度面においては不十分なケースもあります。

ELYZA Pencilは、好きなキーワードを2～8個まで登録し、そのキーワードからAIが自動で文章を生成してくれます。ELYZA Pencilを使えばキーワードを入力するだけで文章が作成されるので、文章作成にかかる負担を大幅に下げることが可能です。しかし、ELYZA Pencilはニュース記事、メール文、職務経歴書の文章に限られます。例えば、ブログ記事の文章を生成することはできないので、その点には注意するようにしましょう。

6位：Shikaki

公式サイト：https://shikaki.diatonic.codes/

Shikakiは、その名の通り詩を書くことをサポートしてくれるAIツールです。作詞や歌詞を作るときに活用することができるAIツールといえます。

Shikakiは、AメロやBメロなど、セクションごとに音数を指定して歌詞を作ることができます。また、AIが作成した歌詞を変更したい場合、直接編集することが可能です。

Shikakiはプランなどが提供されておらず、すべて無料で使用することができます。そのため、作詞をする機会があり、アイデアを考えるときにAIツールにサポートしてほしいというすべての方におすすめです。

画像生成ができるAIツールおすすめランキングTOP5

次に、画像生成することができるAIツールをご紹介します。これらのAIツールを活用すれば、画像作成の負担が大幅に減るため、画像を普段の業務などで作ることが多いという方やプライベートで画像制作をする機会があるという人はぜひ参考にしてください。

1位：Canva

公式サイト：https://www.canva.com/

Canvaは、オンラインで利用することができる無料のグラフィックデザインツールです。その中に、文章や画像から画像を生成することができるAIツールが搭載されているため、画像生成のためのAIツールとして使用することもできます。

Canvaに搭載されているAIツール『Canva AI』を利用すれば、テキストを入力するだけで画像を数秒で生成してもらうことができます。これにより、自分で画像を探す必要がなくなるため、デザイン作業の効率を大幅にアップさせることが可能です。

Canvaには、Freeプラン、Proプラン、for Teamプランが提供されています。個人の場合、無料で利用することができますが、複数人で使いたいという場合は有料プランを選択するのがおすすめです。

2位：Stable Diffusion

公式サイト：https://ja.stability.ai/stable-diffusion

Stable Diffusionは、2022年8月に無料公開されているAI画像生成サービスです。テキストから画像を生成できるだけでなく、既存の画像をテキストで修正することもできるため、非常に高機能なサービスといえます。

Stable Diffusionを使用するためには、Google Colabもしくはご自身のPCを使用して環境を構築します。Stable Diffusionを動かすためには、Pythonのインストール等が必須です。また、gitからインストールしなければなりませんので、ある程度の知識が必要になります。

3位：Midjourney

公式サイト：https://www.midjourney.com/home?callbackUrl=%2Fexplore

Midjourneyは、最新技術を用いてテキストから画像を生成することができるAIツールです。広告デザインやウェブデザイン、アート作品の開発、商品開発などに活用することができます。

Midjourneyはそれ単体で使用することができるAIツールではなく、Discordアカウントを使用します。Discordはチャットサービスになりますが、Midjourneyはそのサービス上で動作するため、Discordアカウントは必須です。

Midjourneyは、無料プラン、Basic Plan、Standard Plan、Pro Planが提供しています。無料プランは月額25枚という制限が設けられているため、無制限で使用したいという方は上位プランの利用がおすすめです。

4位：Adobe Firefly

公式サイト：https://www.adobe.com/jp/products/firefly.html

Adobe Fireflyは、シンプルなテキストを入力するだけで、その情報をもとに画像を生成してくれるAIツールです。100を超える言語に対応しており、もちろん日本語も使用できます。

Adobe Fireflyは、画像を生成するだけでなく、ブラシを使用してオブジェクトの削除や新しいオブジェクトを生成することができたり、テキスト自体にスタイルやテクスチャを加えたりすることも可能です。また、カラーバリエーションの生成や3Dから画像生成、サイズの拡張などAdobe Fireflyを使用すれば、さまざまな画像編集を行うことができます。

Adobe Fireflyには、無料プランとプレミアムプランが提供されています。無料プランは料金がかかりませんが、使用可能な生成クレジットは25までです。使い放題ではないため、その点には注意が必要になります。また、プレミアムプランは月額680円で100クレジットが生成されるプランです。

5位：bing Image Creator

公式サイト：https://www.bing.com/images/create

bing Image Creatorは、Microsoftが提供している画像生成AIツールです。テキストを入力して作成ボタンをクリックするだけで画像を生成してもらうことができます。環境によっても変化しますが、数秒から1分程度で画像生成が可能です。また、生成される画像は1枚ではなく、4枚となっています。利用者は複数の候補の中から好みのものを選択することができるので、その点も特徴といえるでしょう。

bing Image Creatorは、無料で利用することができる画像生成AIです。しかし、商用利用することはできません。そのため、ビジネスで画像生成AIを使用したいという方は、別のAIツールを選択する必要があります。また、Microsoft社が著作権を主張することはありませんが、その画像を利用したり削除したりする場合があるので、その点にも注意しましょう。

開発者に最適なおすすめのAIツールTOP3

次は、開発者におすすめのAIツールを3つランキング形式でご紹介します。普段からプログラムを扱う機会が多いという人は、ぜひ参考にしてください。

1位：Google Cloud AutoML

公式サイト：https://cloud.google.com/automl?hl=ja

Google Cloud AutoMLは、G機械学習モデルの設計やプロセスを自動化してくれる開発者向けAIツールです。Google CloudのほかにもAutoMLの主要サービスにはMicrosoft社のAutomated MLやIBMのAutoAIなどが挙げられます。

Google Cloud AutoMLを使うことで、最低限の機械学習の知識や労力で高品質の機械学習モデルのトレーニングを行うことができます。主に利用できるプロダクトは、Vertex AIやAutoML Tabular、Vertex AI Tabular Workflows、AutoML Image、AutoML Textなどです。

一般的にAIプログラミングや機械学習の評価には高度な技術が必要となります。また、企業がAIプログラミング等を行う場合、データサイエンティストを雇用しなければならないのでコストがかかりやすいです。さらに、データ収集から評価までに手間がかかります。しかし、Google Cloud AutoMLを利用することで、このようなAIの課題を解決することができるのです。

Google Cloud AutoMLには無料トライアルが提供されているため、一定期間は無料で利用することができます。

2位：Deep Analyzer

公式サイト：https://deepstation.jp/deep_analyzer/

Deep Analyzerは、マウス操作だけで本格的なAI開発ができるAIツールです。人工知能の専門家でない人でもAI開発や訓練、検証ができるAIツールであり、Deep Stationに搭載されています。

プログラミングは一切不要であり、簡単操作でAI開発ができるAIツールです。また、画像生成や異常検知、画像分類など代表的なアルゴリズムが内蔵されている点も特徴になります。

3位：Neural Network Console

公式サイト：https://dl.sony.com/ja/

Neural Network Consoleは、ドラッグアンドドロップで簡単にニューラルネットワーク設計ができるAIツールです。SONYによって提供されているAIツールであり、コーディングなしでディープラーニングを活用した高度なAI開発を行うことができます。

簡単編集でAI開発ができるだけでなく、ニューラルネットワークの構造自動探索や学習履歴の集中管理などさまざまな機能が搭載されています。料金は従量課金制となっており、無料トライアルも提供されているため、機能を試してから導入を検討することも可能です。

まとめ

今回は、おすすめのAIツールを14選ご紹介しました。AIツールによって生成できるものは異なりますが、文章生成のAIツールを検討している人は、CloudSeedAIの活用がおすすめです。CloudSeedAIは記事のタイトルだけでなく、短い文章から長文を生成できたり、文章のリライトをAIが行ってくれたりするAIツールとなっています。業務の中で活用すれば、文章作成の負担を大幅に減らすことができるので、ぜひ導入をご検討ください。