現在、店舗やサービスを運営されている方々に、Web集客のより効果的な方法として特に注目されているのがMEO(Map Engine Optimization:マップエンジン最適化)対策です。ユーザーがGoogleマップ上で目的地を検索した際に、検索結果に自社の店舗を優先的に表示させることができれば、ユーザーを検索結果から来店するという行動にスムーズにつなげることができるからです。
しかしながら、実際にMEO対策をはじめてみたけれど、どうすれば効果的に運用できるのかお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか? 本記事は、すでにMEO対策を始めているけれど、どうしたら掲載順位を上げられるかとお悩みの方に向けて、MEO対策上位表示の仕組みと掲載順位を上げる対策について具体的に解説します。
目次
マップで上位表示される仕組みとは?
Googleはマップの表示順位が決定される仕組みについて、「関連性」「距離」「知名度」という3つの要素から決定されると表明しています。これに関連してアメリカのWebマーケティングMOZが具体的にどういった要因が掲載順位に直接的に関係しているかということを詳細に調べたデータがあります。その調査によれば、影響を与える要素を以下の順番であげています。
- 1. Googleマイビジネスの情報
- 2. 口コミ
- 3. 検索地点からの距離
- 4. 検索された都市の名前
- 5. 引用の一貫性
- 6. サイト上のSEO要素
このデータからMEO対策として「1. Googleマイビジネス上の情報」を充実させていくことがなにより重要であることがわかります。MEO対策でGoogleマイビジネスの内容を充実させていく具体的な方法についてはぜひこちらの記事を参照してください。
「効果的にMEO対策をするには? Googleマイビジネスを充実させよう」
また、「5. 引用の一貫性」に関しても、Googleマイビジネスの情報にあるNAP情報(Name: ビジネス名、Address: 住所、Phone:電話番号)を全角か半角の違いまで細かい表記の揺れなく正確に記載するという対策をとることで、他のところで引用されたものと一致しやすくなります。
「2. 口コミ」、「3. 検索地点からの距離」、「4. 都市名の検索」に関しては、ユーザーの行動や位置が要因となっているため、特定の対策を行うことはできません。しかし、「6. サイト上のSEO要素」については対策が可能です。その方法について詳しくお伝えしましょう。
SEO要素の対策とは?
SEOというのは「Search Engine Optimization」の略で、日本語にすると「検索エンジン最適化」という意味です。SEO要素を対策するというのは、検索キーワードと関連するように情報を最適化することになります。そのためには検索される可能性があるキーワードを設定して対策していくことが必要です。以下の3つのステップで対策に取り組みましょう。
1.対策キーワードを考えよう!
まずは、自身の店舗が検索される可能性が高いキーワードを考えてみましょう。これは自分の店舗のサービスに関連性が高いキーワードを選ぶことが大切です。ユーザーが検索した際に関連性の低いワードで上位表示されたとしても、ユーザーのニーズに合っていなければ、来店に結びつきません。自店舗のサービスに強く関連したキーワードを選ぶことで、情報が絞られ、競合が減り、上位表示につながります。また、ユーザーのニーズが絞り込まれるので、検索したユーザーの来店に結びつきやすくなります。また、忘れてはいけないのは、マップに表示されるためには地名や都市名などが入っていることです。場所名とともに検索される可能性のあるもので、自店舗のサービスに合ったキーワードを4−8つ程度考えてみましょう。
2. 考えたキーワードが対策キーワードにふさわしいかチェックしよう!
自店舗のサービスに合った、ユーザーのニーズになりうるキーワードを考えたら、それが実際に検索されているキーワードとして十分なボリュームがあるかどうか、分析ソフトでチェックしてみましょう。選んだキーワードが月に10~100回以上検索されている言葉であることがのぞまれます。
以下無料で使用できるキーワード検索チェックツールになります。
・ Googleキーワードプランナー(※無料でも使えますが、Googleの有料広告を使っている人に向けたサービスなので、設定に少し注意が必要です)
3. 選定した対策キーワードを使ってGoogleマイビジネスの投稿をしよう!
選定したキーワードに十分な検索ボリュームがあることがわかれば、それらのキーワードを対策キーワードとして早速使っていきましょう。
まずは、Googleマイビジネスのビジネスの説明部分に対策キーワードを含めましょう。また、随時更新していく投稿にも対策キーワードを含めていくようにしましょう。そうすることで、検索された時に上位表示しやすくなり、集客効果につながります。
まとめ
MEO対策を効果的に行って上位表示させるためには、対策キーワードを使うことが有効です。キーワード選定において重要なことは、地名に加えるキーワードが、自店舗のサービスに強い関連のあるキーワードであることです。また十分な検索ボリュームであることも大切なポイントになります。対策キーワードを使ってGoogleマイビジネスの内容を最適化し、上位表示させて、集客に結びつけていきましょう。
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