「システム開発を外注したいけど、費用はどのくらいかかるの?」
「システム開発にかかる費用の内訳を知りたい」
Webシステムやアプリ開発などのシステム開発をする場合には、どのくらいの費用がかかるのか知りたい方も多いでしょう。
そこで今回は、ジャンル別のシステム開発の費用相場を紹介しながら、開発費用で最もかかる2つの費用内訳について解説していきます。
この記事を読むことで、システム開発の費用相場がわかり外注する際の役に立つでしょう。ぜひ、最後までご覧ください。
目次
システム開発費用の相場
システム開発にかかる費用は、作成するジャンルや規模に応じて異なってきます。ここでは3つのジャンルにわけて開発費用相場を紹介していきます。
- ・Webシステム
- ・業務効率化システム
- ・アプリ
Webシステム
Webシステムとは、Web上で提供されるサービスを指します。Webシステムの開発費用相場は以下の通りです。
Webシステムは、実装する機能に応じて開発費用が異なってきます。当然、シンプルな機能であれば開発費用は安く、複雑な機能を実装すると高くなります。
業務効率化システム
業務効率化システムとは、業務効率化を図る上で必須となる管理ツールなどを指します。業務効率化ツールの開発費用相場は以下の通りです。
アプリ
総務省によると2019年における国内のスマホ普及率は67.6%であり、多くの企業がスマホユーザーに向けたアプリ開発に力を入れています。そんなアプリの開発費用相場は、以下の通りです。
アプリ開発はWebで開発する場合に比べて開発費用が高くなりやすく、作成後にバグが発生する場合も多いため、製作費とあわせて保守費用についても予算を出しておくことが重要です。
また、アプリがWebサイトでの代用がきかないのかを検討することも予算を節約するポイントになります。
システム開発費用の内訳
さまざまなシステムの開発費用相場を紹介してきましたが、開発内容によって費用が大きく異なっていることに気がつくでしょう。
システム開発は以下2つの費用が大半を占めています。
- ・人件費
- ・設備費
それぞれの費用内容について詳しくみていきましょう。
人件費
人件費は、システム開発において8割近くを占めていると言っても過言ではありません。システム開発には、プロジェクトマネージャー(PM)やシステムエンジニア(SE)・プログラマー(PG)などの技術者が関わってきます。
これらの技術者の単価が、スキルや経験値などに応じて大きく変わってくるため、開発費用も大きく異なってくるのです。
技術者の単価相場は以下の通りです。
設備費
人件費についで費用が高くなるのが、設備費です。設備費には「システム開発設備」と「システム稼働設備」の大きく2つがあります。
システム開発設備には、開発に必要なPCやオフィスのリースなどの設備費用が含まれます。
そして、システム稼働設備には、システムを稼働させるためのサーバー代などが含まれます。
これらの設備を自前で用意できる場合には、大きな節約になるため、知人からリースなどの支援を受けられないか検討してみることも重要です。
システム開発費用を安く抑える2つの方法
ここまで、システム開発費用の相場や内訳について解説してきましたが、
「少しでも開発費用を安く抑えたい」
と多くの方が思うでしょう。そこで、この章ではシステム開発費用を安く抑える2つの方法について紹介します。
- ・実装機能を最小限にする
- ・パッケージとASPを活用する
実装機能を最小限にする
システムに実装する機能が、多いほど開発費用は多くなります。そのため、今すぐに必要ではない機能を省いていくことで開発費用を抑えられます。
また、必要最低限のシステムを公開することで、システムの成果を判断でき、後に機能を追加したり改善したりできるのもメリットと言えるでしょう。
パッケージとASPを活用する
ゼロからシステムを開発すると多くの費用がかかります。そこで活用したいのが、すでに完成しているソフトウェア(パッケージ)を購入・レンタルすることです。
パッケージ=購入、ASP=レンタルという違いがありますが、どちらも開発費用を大幅に抑えられます。
まとめ
システム開発の費用相場は、開発ジャンルや実装機能によって大きく異なります。開発費用の大半は、人件費と設備費で占められているため、システム開発に関わるエンジニアや設備を必要最低限に見直すことで、節約できます。
また、実装機能を最小限にしたりパッケージとASPを活用したりすることで大幅な節約が可能です。
ぜひ、今回の記事を参考にシステム開発を進めてみてください。
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