ホーム

CLOUDSEED BLOG

矢印

AI(人工知能)

矢印

SeaArt AI(シーアート)の始め方と登録手順ガイド

時計

SeaArt AI(シーアート)の始め方と登録手順ガイド

生成AIの進歩は非常に目覚ましく、現在多くの人が注目している技術のひとつです。当初は、テキスト生成をメインに行う生成AIが大半でした。そのため、自然言語で対話するために使われたり、文章生成のために活用されたりするケースが多かったです。もちろん、現在でもChatGPTなどのサービスをはじめ、多くの生成AIはテキストコンテンツの生成が可能になっています。

そして、生成AIの技術の進歩はこれにとどまらず、現在においては画像まで生成できるようになっています。AIに画像を生成してもらうことによってWebサイトなどに使用する素材を簡単に作成することが可能です。また、生成AIを利用することで、コストを削減することができたり、業務効率化を図れたりするので、数多くのメリットを獲得することができます。

現在、画像生成AIの種類は非常に豊富ですが、その中でも特に注目されているサービスのひとつにSeaArt AI(シーアート)が挙げられます。具体的にどのようなサービスなのか知りたいという方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はSeaArt AI(シーアート)の基本的な概要や使い方について詳しく解説します。

もっと詳しい機能の紹介や使い方は「SeaArt AI(シーアート)の使い方まとめ!モデルの選択やサンプリング方法も解説」の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

SeaArt AIの使い方まとめ!モデルの選択やサンプリング方法も解説

SeaArt AI(シーアート)

目次

SeaArt AI(シーアート)とは?

SeaArt AI(シーアート)とは、シンガポールに本社を構えるSTAR CLUSTER PTE. LTD.が開発・提供を行っている画像生成AIです。オンラインで利用可能な画像生成AIツールであり、簡単な操作性や高品質な画像生成能力が大きな魅力となります。ユーザーは単純なキーワードを入力して画像を生成することができます。また、既存の画像に修正を加えたりすることでイメージ通りの画像をSeaArt AI(シーアート)の中で作成することが可能です。

SeaArt AI(シーアート)は、コントロールネットを使用して画像の色や明るさを調整することができます。また、img2imgという機能を利用することで、既存の画像を別のスタイルに変換することも可能です。さらに、LoRAを使用してモデルに追加で効果を与えることもできます。

このように、SeaArt AI(シーアート)には多彩な機能が豊富に搭載されており、それをうまく活用することで自分のニーズに合った画像を生成することができたり、既存の画像を細かく調整したりすることができるため、画像制作をSeaArt AI(シーアート)の中で完結させることができるでしょう。

SeaArt AI(シーアート)の料金について

SeaArt AI(シーアート)は、基本的に無料で利用することができる画像生成AIです。無料プランの場合でも1日最大で150回まで画像を生成することができます。また、SeaArt AI(シーアート)に搭載されている機能に関しても使用することができるため、SeaArt AI(シーアート)を試したいという方は、無料で利用するのがおすすめです。

また、SeaArt AI(シーアート)は有料プランを利用することもできます。有料プランの詳細は下記の通りになります。

有料プランの詳細

上記のように、SeaArt AI(シーアート)はプランの種類によって料金が異なります。また、生成できる画像の枚数や利用できる機能などが変化するため、それぞれのプランを比較して自身に最適なものを選択するようにしてください。また、有料プランに加入してそのプランを解約したいときは、料金プランのページから現在加入中のプランの購買管理ボタンを押すことで解約することができます。

SeaArt AI(シーアート)

SeaArt AI(シーアート)の特徴について

SeaArt AIは、大まかにわけて6つの特徴を持つ画像生成AIです。それぞれの特徴について詳しく解説しますので、SeaArt AIの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

日本語に対応している

1つ目の特徴は、日本語に対応しているという点です。

SeaArt AIは日本語に対応しているため、プロンプトに関しても日本語で作成し、送信することができます。また、ユーザーインターフェースに関しても日本語で表示させることができるため、英語が得意ではない人でも使いやすい画像生成AIです。

1日150枚まで無料で画像生成が可能

2つ目の特徴は、1日最大150枚まで画像を生成することができるという点です。

SeaArt AIの料金でもご紹介したように、SeaArt AIには無料プランがあり、最大で150のスタミナが付与されます。使い切るまで無限に利用することができるので、画像生成枚数が少ないという方は無料プランで十分に活用することが可能です。

また、スタミナは毎日朝9:00に更新されます。これにより、次の日も150スタミナが付与されるため、画像の生成枚数が少ない人は無料プランで毎日不便なくSeaArt AIを利用することができるでしょう。

豊富なモデルを利用できる

3つ目の特徴は、豊富なモデルを利用することができるという点です。

SeaArt AIには、30万以上のモデルが揃っており、自分が作成したモデルを公開してほかのユーザーに使用してもらうこともできます。

また、ハードディスクの容量を気にせずにモデルを利用できるという点も特徴です。画像生成AIとして有名なサービスのひとつにStable Diffusionがあります。Stable DiffusionはWebアプリケーションを利用してモデルの利用が可能ですが、ダウンロードしなければならないため、パソコンの容量が一杯になってしまうケースも多いです。

一方、SeaArt AIはモデルをダウンロードする必要がありません。これにより、パソコンの容量などを気にせずに豊富なモデルを利用できるので、その点もSeaArt AIの大きなメリットです。

商用利用が可能

4つ目の特徴は、商用利用ができるという点です。

SeaArt AIは、商用利用が禁止されていない画像生成AIです。そのため、商用利用することができます。これにより、ビジネスや販売目的で自由に使用することができるため、個人だけでなく企業においてもSeaArt AIで生成された画像を活用しやすいでしょう。

OpenAIのSoraが実装予定

5つ目の特徴は、OpenAIのSoraが実装予定であるという点です。

OpenAIは、ChatGPTなどの開発・提供を行う非営利研究機関のことです。アメリカのサンフランシスコに本社を置き、主に人工知能の開発及び普及を目的に活動を行っています。そのOpenAIが2024年2月15日にSoraを発表しました。Soraは動画生成AIモデルのことで、テキストや画像、音声や動画などのデータから機械学習や深層学習を用いて新しい画像を自動的に生成することができます。

そして、SeaArt AIには、OpenAIが開発したSoraが今後実装されるといわれています。現時点では、OpenAIから正式な発表はありませんが、クイックAIにはすでにSoraの項目が含まれており、実現すればさらなる利便性の向上が期待できるでしょう。

ComfyUIが導入された

5つ目の特徴は、ComfyUIが導入されたという点です。

ComfyUIは、その名の通り快適で使いやすいインターフェースビルダーを意味します。処理が色つきで強調表示されるため、どこでどのような処理が実行されているのかをユーザーはすぐに理解することが可能です。

ワークフローは保存することができ、サービス上でユーザーと共有することもできます。また、ほかのユーザーが投稿したワークフローを試すことも可能です。

SeaArt AI(シーアート)

SeaArt AI(シーアート)の始め方・使い方

次に、SeaArt AIの使い方について詳しく解説していきます。実際に、SeaArt AIを利用するためには会員登録などが必要になります。そのため、ここでは始め方と使い方にわけて解説していきますので、これからSeaArt AIの活用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

SeaArt AI(シーアート)を始めるための登録方法

SeaArt AIを始めるために必要な手順は下記の通りです。

1. SeaArt AIを利用するためには、公式サイトにアクセスする必要があります。そのため、まずは下記のバナーから公式サイトに遷移してください。

SeaArt_AI_btn

2.公式サイトにアクセスすることができたら、右上にある『ログイン』ボタンをクリックします。

『ログイン』ボタンをクリック

3.ログインボタンをクリックするとログイン方法を選択するポップアップが表示されます。そのため、自身に合った方法でログインをしてください。

ログイン方法を選択するポップアップが表示

4.ログインすることができたら、公式サイトの右上にある『創作』にマウスカーソルを当てます。そうするとメニューが表示されますので、その中にある『画像作成』をクリックしてください。

『創作』にマウスカーソルを当てます

5.下記の画像のようなページに遷移することができたら、SeaArt AIへのアクセス方法の解説は以上です。

SeaArt AIへのアクセス方法

SeaArt AI(シーアート)

SeaArt AI(シーアート)でプロンプトを送信し画像を生成するまでの手順

次に、SeaArt AIでプロンプトを作成し、画像を生成するまでの方法を解説します。具体的な手順は下記の通りです。

1. SeaArt AIで画像を生成する際は、はじめにモデルを選択します。モデルは右上にある一般設定のモデルから選択することが可能です。初期設定では、SeaArt Infinityが選択されていますが、RealVisXLやAnimagineなど複数のモデルが提供されています。選択するモデルによって生成される画像が異なります。どのような画像が生成されるのかについては、モデル名やサムネイルから理解することが可能です。また、モデル名をクリックすると、そのモデルの詳細などを確認することもできます。

はじめにモデルを選択

2.モデルを選択したら、次にプロンプトを入力していきます。プロンプトの入力フォームは、SeaArt AIの下部です。

プロンプトを入力

3.プロンプトには、画像の特徴や要素を含めるのがおすすめです。また、既存の画像やアートワークを参照として提供することも可能です。さらに、画像が持つべき勘定や雰囲気を強調することで、イメージ通りの画像に仕上がる可能性が高くなります。

4.今回の手順の解説では、日本の伝統的な風景を画像として生成していきます。実際に送信したプロンプトは下記の通りです。

例:日本の伝統的な風景を描いた秋の紅葉が広がる静かな京都の神社の画像を生成してください。神社の前には小さな石橋があり、その下を澄んだ川が流れている。青空には少し霞がかかり、柔らかい光が全体を包み込み、風景に穏やかな暖かさを与えている。背景には紅葉が鮮やかに色づいた木々が広がり、風が葉を揺らしている様子を表現してください。

5.このプロンプトから生成された画像は下記の通りです。しっかりと神社が写し出されており、紅葉によって秋の風景であることがわかります。これだけの説明でイメージ通りの画像が生成されるため、クオリティが高いと感じた方も多いのではないでしょうか?

イメージ通りの画像が生成

6.これでSeaArt AIを使用して画像を生成するまでの手順は以上です。

もっと詳しい機能の紹介や使い方は「SeaArt AI(シーアート)の使い方まとめ!モデルの選択やサンプリング方法も解説」の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

SeaArt AIの使い方まとめ!モデルの選択やサンプリング方法も解説

SeaArt AI(シーアート)

SeaArt AI(シーアート)を使用する前に知っておきたい注意点

このように、SeaArt AIは非常に便利な画像生成AIサービスになりますが、使用にあたりいくつかの注意点があります。具体的にどのような点に注意して利用すればいいのか解説しますので、使用を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

商用利用OKでも著作権侵害になる可能性がある

1つ目の注意点は、商用利用ができる場合でも著作権侵害になる可能性があるという点です。

前述した通り、SeaArt AIは公式で商用利用が禁止されておらず、生成された画像はビジネスや販売目的で使用することができます。しかし、商用利用が可能であるなら著作権侵害にあたらないというわけではありません。なぜなら、著作権侵害は類似性と依拠性の2点で判断されるからです。そのため、もしSeaArt AIが生成した画像がほかの作品と似ている場合、著作権を侵害する可能性があります。その場合、利用者が責任を負うことになるため、SeaArt AIが生成した画像を使用する際は、十分に注意する必要があるでしょう。

高度な機能はクレジットを多く消費する

2つ目の注意点は、画像生成のときだけクレジットを消費するわけではないという点です。

SeaArt AIは、与えられたクレジットを消費して画像を生成しますが、画像を生成するときだけでなく、高度な機能を使用したときもクレジットを消費します。そのため、思う存分SeaArt AIの機能を使用したいという人は、十分なクレジットが必要になるため、そのような方は有料プランに加入するのがおすすめです。

SeaArt AI(シーアート)

SeaArt AI(シーアート)の危険性や安全性について

SeaArt AIに関して危険性や安全性が気になるという方も少なくないでしょう。しかし、SeaArt AIは安心して利用することができる画像生成AIサービスです。

その理由のひとつとして、SNSサイトの20,000人以上のフォロワー数や世界中に多数のユーザーがいることが挙げられます。これらの事実はSeaArt AIの安全性を裏付けることができるものであるため、危険性の高い画像生成AIサービスではないことが理解できるのではないでしょうか?

SeaArt AI(シーアート)

まとめ

今回は、SeaArt AIの概要や料金、使い方について解説しました。SeaArt AIを利用すれば、プロンプトからイメージに近い画像を生成することができるので、非常に便利なサービスです。ビジネスの中で活用すれば、業務効率化やコスト削減などさまざまなメリットを獲得することができるでしょう。今までSeaArt AIを利用したことがないという方は、下記のリンクから早速SeaArt AIの活用をスタートさせてみてはいかがでしょうか?

また、もっと詳しい機能の紹介や使い方は「SeaArt AI(シーアート)の使い方まとめ!モデルの選択やサンプリング方法も解説」の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

SeaArt AIの使い方まとめ!モデルの選択やサンプリング方法も解説

ホームページ制作・システム開発を依頼したい企業様がいたら

株式会社クラウドシードでは、各種ホームページ制作やシステム開発のご相談を承っています。

ご検討の方は、以下よりお気軽にご相談ください。

CONNECTION

POPULARITY

Figmaで作る&使える~簡単なパターンの作り方~のコピー
時計

2023/02/02

Figmaで作る&使える~簡単なパターンの作り方~

コード生成やバグ修正ができるおすすめのAIツール9選
時計

2024/04/26

コード生成やバグ修正ができるおすすめのAIツール9選

ORIGINAL SERVICE