SEO対策として、見出しタグは、非常に重要で検索エンジンによるページのインデックス(目次)の作成や検索結果ページに表示されるページの見出しとなります。ページの目次と内容を明確に示すことが重要であり、ユーザーが検索する時にわかりやすいものにすることが求められます。
この記事では、SEO対策として見出しのタグの適切な使い方と使用方法を分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
SEO対策として見出しタグの適切な使い方
見出しタグの有効性
書籍では、ほとんどの場合、冒頭に目次があります。
目次から読みたいページ番号を確認し、適切なページに移動することができます。今も変わらず書籍の目次があるという事は、今なお利便性が高く有効という事です。
Webメディアの記事や、ブログなどにも必ず目次があり、HTMLの見出しタグから自動で設定され、目次の見出しをクリックすると該当の見出しページまで移動することができます。
目次は、ページコンテンツの全体像を掴めるのと一部のみ情報だけで見たい場合は、目次を見て、そのまま目次をクリックする事で該当の見出しに移動することができます。
ユーザーの利便性を高める見出しは、SEO対策として無くてはならない存在です。
見出しタグの階層ルール
見出しタグのHTMLは、「h1」から「h6」のタグが使われ、数字の若い順から大きな階層となります。
あまり深い階層は使われないので、使ったとしてもh4ぐらいでh5やh6はあまり使われません。
必ず見出しタグは、順番に使うべきで階層ルールを守る必要があります。 下記ケースは見出しの順番が違うため、SEO対策としてNGケースとなります。
実際に見出しを設定する場合は下記のようなケースなります。
SEO対策の見出し設定のNGと文字数
見出しタグをあまり多く使いすぎると視認性が下がり、目次が縦長になり、最初の文章を読むまでにかなり下にスクロールする必要があり、私のようにすぐ離脱してしまう人間も一定数いますので、使いすぎは、SEO対策としてNGです。
そして、見出しの文字数ですが、長すぎると伝えたい内容が分かりづらいのと読みにくく、短すぎる場合も同様に内容を伝えるのは難しいです。
検索で表示された時に見切れてしまうので見出しの文字数は、30文字までにしましょう。
h1タグは、基本1ページに1つとする
h1タグのほとんどは、ページタイトルになり、Wordpressなどはページタイトルがh1タグになるので直接h1を設定することは少ないかと思います。
h1タグが複数あるからといって検索が落ちる事はないですが、一番大きな見出しのため、ページコンテンツを一言でユーザーに分かりやすく説明する部分になります。
ページコンテンツを一言で簡潔に表すものが、2つも3つもあると結局どれが伝えたいのか?という事になるので1ページにつき1回が理想です。
見出しタグのSEO対策の効果的な設定方法
見出しタグはh1からh6までのHTMLで記載しますが、ほとんどhタグを記述することは少ないと思います。
WordPressは、ページタイトルが基本h1となり、次のh2は、エディタでクリックで設定できるので、直接hタグを入れることは少ないかと思います。 また、見出しをクリックで選択せずにmarkdown記述で見出しを設定することで、時短につなげることも可能です。
見出しタグのSEO対策として効果的に記載するには、
- 見出しにキーワードを極力含める
- 見出しでコンテンツ内容がわかるように
- 見出しとコンテンツを一致させる
見出しにキーワードを極力含める
見出しには、極力キーワードを含めるべきですが、入れ過ぎるとユーザーが読みにくくなり、結果SEO対策としてはマイナスになります。
あれも、これもとキーワードを含め過ぎるとほとんどの場合、不自然な日本語となります。 そのため、キーワードを入れることを意識しつつ、過度にいれすぎないようにしましょう。
1つのルールとしてh2タグの場合には、キーワードを含めるなどがあります。
見出しでコンテンツ内容がわかるように
タイムパフォーマンスという言葉があるように最近では、時間に追われたり、時間を有効に使いたいといった事が増えています。
そのため、ユーザーは早く、スムーズに情報を取得したいので見出しでは「どんなコンテンツが記載されているか」をわかりやすく伝える事が大事です。
そのため、情報やキーワードは必要最低限入れ、一文で読みすくすることが大事です。 あくまでも見出しは、どんな事が書いてあるかを表すもので、詳細は本文で伝えることになるので、見出しでコンテンツ内容が分かるようにまとめましょう。
見出しとコンテンツを一致させる
ページタイトルの内容と見出しが一致しているかを確認。
そして、見出しと見出しの本文を見返します。
整合性が取れれば、問題ありませんが、何も考えずに記載していくとズレが生じ、ページコンテンツの質を下げる要因になります。
すべてにおいて言えることですが、確認作業は大事です。
あとから見返した時に修正点がポロポロ見つかるので必ず見返しましょう。
コツとしては、上から順に記載していくのではなく、ページタイトル、見出し全部作成、見出し本文作成がズレが生じにくいです。
まとめ
今回は、SEO対策の見出しタグについて解説しました。あまり意識せずに設定しがちな見出しタグですが、ユーザーに分かりやすく伝えるためには、見出しの最適化は必須です。
SEOは1つ1つが大事で地味な作業で覚えることは多いですが、積み重ねることで自分のSEO経験値がたまり、さらにWebサイトの経験値が溜まり、自分と自分のWebサイトの両方がレベルアップしていくようなものなので、焦らず、じっくり取り組みましょう。
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