ホーム

CLOUDSEED BLOG

矢印

システム開発

矢印

放置は危険!?システムの保守切れ・サポート終了のデメリット

時計

放置は危険!?システムの保守切れ・サポート終了のデメリット

放置は危険!?システムの保守切れ・サポート終了のデメリット

こんにちは。株式会社クラウドシード、システム開発部です。

現在、IT技術は企業運営に欠かせないものとなっています。そのため、ハードウェアやソフトウェア、ネットワーク、アプリケーションなどさまざまな資源をすでに使用している企業も多いのではないでしょうか?

しかし、お使いのシステムにはサポート期間があり、保守切れになってしまうとリスクが生じることになります。サポート終了のシステムを使い続けているという企業は、常に危険性を抱えながら企業運営していることになるため、好ましい状態ではありません。

今回は、システムの保守切れ・サポート終了によって発生するデメリットと具体的な対策方法について解説しますので、この機会に自社のシステムを見直してみてください。

目次

システムの保守切れ・サポート終了によって起こる3つのデメリット

システムの保守切れによって発生するデメリットは下記の3つです。

  • 更新プログラム等が提供されない
  • 放置すればするほど脆弱性が増え続ける
  • 最終的に企業の信用は失墜する

それぞれの危険性について詳しく解説します。

更新プログラム・パッチが提供されない

更新プログラム・パッチが提供されない

1つ目のデメリットは、更新プログラムやパッチが提供されないことです。

保守期間中は、システムに脆弱性が発生した場合、それをカバーするために更新プログラムやパッチが提供されます。ちなみに、脆弱性とはシステムの不具合や設計上のミスによって起こるセキュリティの欠陥のことです。

しかし、サポートが終了してしまうと脆弱性が発生したあともパッチが提供されません。つまり、セキュリティの欠陥がある状態で運用しなければならないため、非常に危険なのです。

サポート終了後、脆弱性が増え続ける

2つ目のデメリットは、脆弱性が増え続けることです。

当然、脆弱性は1つではなく、次々と見つかることがあります。サポート終了のシステムは更新プログラムやパッチが提供されないため、その脆弱性が補修されることがありません。つまり、保守切れのシステムを使うということは、セキュリティの欠陥だらけの製品を運用していることと同じです。

情報漏洩等で信用が失墜する

3つ目のデメリットは、企業の信用が失墜することです。

保守切れのシステムは、プログラム更新やパッチが提供されないため、セキュリティレベルが非常に低い状態になります。システムのあらゆる箇所に欠陥があるため、悪意のある第三者から侵入されやすく、データを盗まれやすいです。

重要なデータが外部に流出してしまう結果になれば、その企業は信用を大きく失ってしまう可能性があります。結果的に、経営にも大きな悪影響を及ぼすことになるでしょう。

保守切れ・サポート終了に対する具体的な3つの対策

保守切れ・サポート終了に対する具体的な対策は3つあります。それぞれの対策方法についてわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

サポート終了の製品を把握する

サポート終了の製品を把握する

まず、サポート終了の製品を把握する必要があります。

企業によって使用しているハードウェア、ネットワーク、アプリケーションなどが異なりますが、複数の資源を導入しているところが多いでしょう。それぞれの資源は提供元などが異なることもあり、各々でサポート状況を確認する必要があります。

基本的に、メール等で事前にサポート終了の通知されるケースが多いです。しかし、アプリケーションソフトは急に保守切れを伝えられる場合もあるため、柔軟な対応が求められます。

システムリプレイスを検討する

状況に応じてシステムリプレイスを検討しましょう。

システムリプレイスとは、既存システムを新しいものに変更することを意味します。新しいシステムに置き換えることでサポートを受けられる状態になるため、セキュリティの心配が軽減されるのです。

しかし、さまざまなシステムを共存している状態の場合、一部をシステムリプレイスすると互換性がなくなり、アプリケーション等が正常に動作しなくなる可能性があります。そのため、システム開発企業などにシステムリプレイスを委託するのがおすすめです。

常にバージョンを最新の状態にしておく

常に最新のバージョンにしておくことが重要です。既存システムの一部が保守切れになってしまい、システムリプレイスをしたとしても提供される更新プログラムやパッチを適応しなければ意味がありません。そのため、システムは常に最新のものにすることを意識するようにしましょう。

まとめ

今回は、システムの保守・サポート切れによって発生するデメリット、具体的な対策方法を解説しました。サポートが終了したシステムを使い続けると脆弱性によって社内システムに侵入されたり、情報が盗まれたりする危険性があります。最終的に企業の信頼が失墜してしまう可能性もあるため、保守切れのシステムを使っている方は、この機会に新しい製品の取り換えをぜひご検討ください。

ご使用のシステムがサポート終了となってしまい、システムリプレイスをご検討の方は、株式会社クラウドシードへご相談下さい。

株式会社クラウドシードは、基幹業務システムや社内業務システムのクラウド化などさまざまなシステム開発を手掛ける企業です。システムリプレイスをご検討の企業が利用することで、古い既存システムを新しいものに変更することができます。また、構築後の運用保守・運用サポートまで提供可能です。充実したサポートのあるシステムで今後運用できるようになるため、興味のある方は下記のURLからお気軽にご相談ください。

クラウドシードお問い合わせ

CONNECTION

POPULARITY

Figmaで作る&使える~簡単なパターンの作り方~のコピー
時計

2023/02/02

Figmaで作る&使える~簡単なパターンの作り方~

ORIGINAL SERVICE