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【外注前に必読!】プロトタイプ型でシステム開発を外注する3つのメリット・デメリット

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【外注前に必読!】プロトタイプ型でシステム開発を外注する3つのメリット・デメリット

【外注前に必読!】プロトタイプ型でシステム開発を外注する3つのメリット・デメリット

「プロトタイプ型開発の特徴は?」

「どのようなメリット・デメリットがあるの?」

システム開発を外注する際、プロトタイプ型開発について疑問を抱く方も多いでしょう。

そこで今回は、プロトタイプ型開発の特徴や3つのメリット・デメリットについて解説しながら、向いているプロジェクトを紹介していきます。

これからシステム開発を外注しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

プロトタイプ型開発の特徴

プロトタイプ型開発の特徴

プロトタイプ型開発は、システム開発の早い段階でプロトタイプ(試作品)を作成し、具体的な改善点やクライアントからのフィードバックを受けながら開発を進めていく手法です。

最大の特徴は、早い段階でシステムの完成イメージを共有できるため、システム内容の変更や必要なコスト・人員の確保が行いやすい点です。

開発からリリースまでの流れ

開発からリリースまでの流れ

プロトタイプ型開発におけるシステム開発からリリースまでの主な流れは以下の通りです。

  1. 1.試作品の開発
  2. 2.テスト・レビュー
  3. 3.試作品の修正
  4. 4.本開発
  5. 5.リリース

他のシステム開発手法の多くは、初めに計画や設計を行ってから開発を進めていきます。一方で、プロトタイプ型開発は、一番初めもしくは早い段階で試作品を作成するのが特徴です。

そして、試作品のテストを行い改善点などのデータを集め修正を繰り返していき、完成を目指します。

プロトタイプ型開発の3つのメリット

プロトタイプ型開発の3つのメリット

プロトタイプ型開発には多くのメリットが存在しますが、今回は特に魅力的な以下3つのメリットについて解説します。

  • ・具体的なイメージがなくても開発が始めやすい
  • ・不具合を初期段階で解消できる
  • ・高品質のシステムを開発しやすい

それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。

具体的なイメージがなくても開発が始めやすい

システム開発の基本的な流れは、初めに設計・計画を作成します。

しかし、プロトタイプ型開発の場合には、具体的なイメージがない状態で試作品を作成します。そして、開発しながら実装したい機能などを明確にしていき、完成品へと近づけていくのです。

不具合を初期段階で解消できる

システム開発の早期で試作品を作成し、テスト・修正を繰り返していくため、開発中に生じた不具合を初期段階で解消できるのもメリットの一つと言えます。

多くのシステム開発は、ある程度システムが完成してから「思っていた機能と違った」「うまく機能しない」などの不具合が発生します。

一方でプロトタイプ型開発は、早期に不具合を発見できるため、問題が大きくなる前に改善できるので工数が少なくて済むのです。

高品質のシステムを開発しやすい

システムは、完成してから「この機能も追加したかった」など新たなアイデアが生まれる場合も多くあります。

プロトタイプ型開発であれば、試作品を作成しながら開発を進めていくため、常に完成イメージが共有しやすく新しいアイデアも反映できるメリットがあるのです。

プロトタイプ型開発の3つのデメリット

プロトタイプ型開発の3つのデメリット

魅力的なメリットがある一方で、気をつけたいデメリットも3つ存在します。

  • ・試作品を作るため開発時間が長くかかる
  • ・開発コストが高い
  • ・大規模なシステム開発には向かない

事前にデメリットを把握することで、失敗せずにプロトタイプ型開発を進められるので、ぜひ参考にしてみてください。

試作品を作るため開発時間が長くかかる

プロトタイプ型開発の特徴でもある、試作品を早い段階で作成するため開発時間が長くかかる場合があります。

通常は、机上でシステムの計画作成をするため、それほど時間はかかりません。

しかし、考えるだけではなく試作品の作成・修正を繰り返すため、必然的に開発時間が長くなってしまうのです。

開発コストが高い

実際に機能するシステムを作るためには、多くの開発コストがかかります。そのため、試作品のシステムをたくさん制作するプロトタイプ型開発には、多くの開発コストがかかりやすくなります。

開発コストは、試作品を作れば作るほど高くなるので、開発コストを抑えたい場合には不向きと言えるでしょう。

大規模なシステム開発には向かない場合がある

プロトタイプ型開発の場合には、試作品に対してクライアントからのFBをもとに修正を加えていきます。

そのため、大規模なシステム開発のようにクライアント側に多くの人材がいる場合には、多くのFBが発生します。

一見FBは多い方が良いようにも感じますが、全てのFBに対応しようとすると開発時間は長くなり修正工数も多くなります。

したがって、多くのFBが生まれやすい大規模システム開発では開発者側の工数が多くかかりやすく不向きとなる場合もあるのです。

プロトタイプ型開発が向いているプロジェクト

プロトタイプ型開発が向いているプロジェクト

プロトタイプ型開発は以下2つのようなプロジェクトに向いています。

  • ・前例のないWebアプリケーションやシステムの開発
  • ・小〜中規模のプロジェクト

それぞれの特徴を確認していきましょう。

前例のないWebアプリケーションやシステムの開発

プロトタイプ型開発は、開発初期に具体的なイメージを必要としないため、前例のないWebアプリケーションやシステム開発に向いています。

前例のないシステム開発の場合、試作品を作成することで完成系のイメージが湧きやすく、実装する機能なども決定しやすくなるのです。

小〜中規模のプロジェクト

デメリットでも解説したように、フィードバックが多ければシステム修正工数や開発までの時間が長くなってしまう場合があります。

開発が長引けば納期に間に合わなかったり、エンジニアの負担も増えたりと弊害が生じます。

そのため、小〜中規模のプロジェクトが向いていると言えるでしょう。

まとめ

今回は、プロトタイプ型開発の特徴やメリット・デメリット、向いているプロジェクトについて解説しました。

開発の初期段階で試作品を作成するため、具体的なイメージがなくても開発が始めやすく、試作品を通して改善点や完成イメージを共有しやすいメリットがあります。

一方で、開発時間が長くかかってしまったり、開発コストが高くなったりするデメリットも存在します。

ぜひ、今回の記事を参考にシステム開発を外注してみてはいかがでしょうか。

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