ブランディングサイトとは?サイトの目的と掲載コンテンツ、作り方のポイント、制作費用の相場をお伝えします。
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こんにちは。株式会社クラウドシード、Webマーケティング部です。
企業にとってWebサイトは、いまや企業の情報や扱っている商品やサービス内容を伝えるだけではなく、広告、販売、集客や採用などの手段にもなっており、社会におけるコミュニケーションツールとして無くてはならないものです。しかしながら、いざ、Webサイトを作ろうと思っても、その種類も内容も多岐にわたっていて、何からはじめていいかわからないとお困りの方も多いのではないでしょうか?
本記事では、これからWebサイトを作るにあたって、何から始めていいのかわからない、あるいはWebの制作会社の選び方がわからないとお悩みの方に向けて、ブランディングサイトについて、その目的と掲載コンテンツの詳細な内容、作り方のポイント、費用の相場についてお伝えします。Webサイトを制作するにあたっての予備知識として、ぜひ参考にしてください。
目次
ブランディングサイトの概要とその目的は?
ブランディングサイトとは、その名の通り、企業のブランドイメージを伝えるブランディングに特化したサイトのことです。企業にとってブランドイメージを作り、それを広め、自社のブランドに愛着を持ってもらうことは企業戦略としてとても重要です。ブランディングサイトは、そのブランド戦略を実行するための一つの柱になります。
サイトの具体的な目的としては以下の5つがあげられるでしょう。
- 1. ブランドの知名度向上
- 2. ブランドの認知度向上
- 3. ブランドのイメージと価値の向上
- 4. 顧客ロイヤリティの向上
- 5. ECサイトやコーポレートサイトへ誘導
これらの目的を果たすために、ブランディングサイトは、イメージ主体の印象づけを最重要視して制作します。企業や扱っている商品やサービスのイメージをポジティブに印象付けることで、ユーザーの信頼性も上がり、購入に結びつきやすくなります。また、ユーザーが愛着を持ったロイヤルカスタマーになってくると、企業が優位性を獲得することにもつながります。
ブランディングサイトに掲載するコンテンツは?
ブランディングサイトに掲載する主なコンテンツは以下の3つです。それぞれ詳細に解説します。
1. 商品やサービスについてのコンセプト
商品やサービスについてのコンセプトがブランディングサイトのメインコンテンツになります。ブランディングサイトでは、商品やサービスについて、その機能や値段などの「機能的価値」については記載しません。その代わり商品やサービスを使うことで得られる新たなライフスタイルなどのイメージ、つまりその商品やサービスによって得られる「感情的価値」について記載します。
また、ユーザーにポジティブな印象を与えることが重要なので、ロゴやアイコン、アイキャッチをはじめとするビジュアル多用して、ブランドの空気感を含めたイメージを伝えることが大切です。
2. 企業理念
商品やサービスについてのコンセプトに並び、なぜこのような商品やサービスを扱うのかという企業のストーリーとしての企業理念を示すことも、ブランディングサイトではとても重要です。扱う商品やサービスがその企業ストーリーの中に位置づけられることで、ひとつの世界観を示すことになり、より強い印象を与えることにつながります。
3. 企業の他サイトのリンク
ブランディングサイトは、知名度や認知度、ブランドイメージの向上を目的としていますが、企業活動における最終的な目的は、ユーザーや取引先企業に商品やサービスを購入してもらうことです。ブランディングサイトを入り口として、サービスサイトやECサイト、コーポレートサイトに誘導することもとても重要な役割になります。そのために、企業で持っている他サイトのリンクを設置します。
ブランディングサイトを成功させるためのポイントは?
ブランディングサイトを成功させるためには、ユーザーがブランドについての共感と理解を得ることが重要になります。ここではそのポイントについて3つご紹介します。それぞれ詳細を解説します。
1. ターゲットを設定して、ブランドコンセプトをしっかり立てる
ブランディングサイトで最も重要なことは、伝えるイメージについてしっかりしたコンセプトを立てて、それに従ってサイトを構築していくことです。
コンセプトを決める際に最も重要なのがターゲット設定です。もし、既存の顧客がいるのであれば、詳細に分析をしましょう。年齢や性別、家族構成、関心を持っていることなどの要素に分けて、主なターゲットになる層を具体的に絞り込みます。また、商品の購入履歴などからも、詳しいデータを分析して、より商品やサービスに親近感をもってくれる層を特定します。
ターゲットユーザー層を決めたら、その層に向けて、この企業、商品、サービスは、自分にメリットをもたらしてくれるものだという印象を与えるように、コンセプトのイメージ設計をしましょう。
2. ユーザーの視点に立って、ユーザーにとっての価値を伝える
ターゲットユーザーの共感を得るには、ユーザー目線の情報を伝えることが効果的です。ユーザーが、このブランドは自分にメリットを与えてくれると感じられるように、商品やサービスの詳細ではなく、ユーザーにとっての価値を伝えることがポイントになります。
3. アクセス数を解析して、改善しながら運用していく
ブランディングサイトは、ECサイトのように、サイトを訪れた人が購入したかどうかという成果を具体的な数字で見ることができません。しかし、ブランディングサイトをより効果的に運用するためには、やはり分析をして、改善を繰り返すことが重要です。アクセス数やSNSのリアクション数、問い合わせの数など、客観的な数字を指標とし、まめにチェックしながら解析してサイトを運用することをオススメします。
ブランディングサイトの制作費用の相場は?
ここまで、ブランディングサイトに概要について述べてきましたが、実際にブランディングサイトを制作するのにどれぐらいの費用がかかるのか、気になるところではないでしょうか?
ブランディングサイトを制作する費用の相場は、コーポレートサイトやサービスサイトを制作するのと同様、ページ数によって変わります。また、サイト制作のみならず、流入経路を確保するための広告や、アクセス解析など運用していく部分は別途費用が発生します。おおよその相場は以下のようになります。
まとめ
この記事では、これからWebサイトを作りたいと思っている方に向けて、ブランディングサイトについて、その概要と目的、掲載するコンテンツと作り方のポイント、費用の相場について紹介しました。
ブランディングサイトは企業のブランディングに特化したサイトです。企業ブランドの理解と共感を促すために、商品やサービスの詳細な情報を掲載するのではなく、コンセプトや企業理念について、イメージを主体に伝えるものです。
掲載するコンテンツについては、主なものとして
- 1. 商品やサービスについてのコンセプト
- 2. 企業理念
- 3. 企業の他サイトのリンク
の3つを紹介しました。
また、ブランディングサイトを成功させるポイントとして、
- 1. ターゲットを設定して、ブランドコンセプトをしっかり立てる
- 2. ユーザーの視点に立って、ユーザーにとっての価値を伝える
- 3. アクセス数を解析して、改善しながら運用していく
という3つご紹介しました。
これからブランディングサイトを作る方は、ぜひ参考にしてください。
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