こんにちは。
株式会社クラウドシードのWebマーケティング部です。
今回はリスティング広告を始めた方向けに、リスティング広告を効果的に運用するコツ11種類をご紹介します。
目次
リスティング広告の目的
リスティング広告は、『CPAの改善』「CV率の向上」など、明確な目的を設定することで効果的に運用することができます。
目的が曖昧なまま運用を進めていると、効果の出ない広告にコストを払ってしまう可能性もあります。明確な目的を設定して無駄のない運用を目指しましょう。
リスティング広告運用のコツは、スバリ、「CPAを低く保つ」ことです。
CPA(cost per acquisition)とは、顧客獲得単価を指します。つまり、商品1件あたりの広告費を抑えることで、リスティング広告の費用対効果を高く保つことができる。ということです。
ここからは、CPAを低く保つために重要なポイントを「アカウント構成」「入札管理」「予算管理」の3つに分け、詳しく解説していきます。
リスティング広告のコツ~キーワード編~
①獲得上位の5~10つの主力ワードを見極める
顧客を多く獲得している主力のキーワードを5〜10ほどリストアップしてみましょう。これらのキーワードに多めの予算を注力することで、大きな効果を見込めます。
分析と改善を繰り返し、常にCVに繋がりやすいワードが何なのか把握しておきましょう。
②ミドルワードを狙う
単価の高いビッグキーワードだけ、あるいはあまり表示されないスモールキーワードだけを設定していませんか?
その場合は、複数のキーワードを組み合わせたミドルワードを積極的に使ってみてください。広告費とCV率のバランスが良く、高い費用対効果が期待できます。
③キーワードのマッチタイプを見直す
設定キーワードに合わせて、最適なマッチタイプを設定することが大切です。
- CV率の高い主力キーワードは「完全一致」で上位表示を狙う
- 低単価のロングテールキーワードは「部分一致」で様々な検索結果に対応する
といった方法がおすすめです。
④除外キーワードを設定する
顧客単価の低いミドルワード、スモールワードで、CVに全くつながっていないキーワードはありませんか?
「cvがない、費用が目標CPAの1.5倍を超えている」といった具体的な基準を設けて除外してみましょう。
⑤グルーピングを再構成する
CPA・CV・コスト感が近いキーワードを同じ広告グループにまとめて、広告文と検索クエリがマッチするように再構築しましょう。
まずは費用対効果の高いキーワードをリストアップし、傾向別にキーワードを厳選して予算を設定する、といった方法がお勧めです。
⑥広告文を改善する
事務所や会社の名前が広告文に入っていませんか?クリック率を高めるには、「業界最安値!」「大手企業400件の受注実績あり!」などインパクトのあるワードを使用して、ユーザーの興味を引く広告文を作成してみましょう。
広告文を改善すれば、クリック率だけでなく、リンク先の表示率も高くなる、クリック単価が下がるなど、多くのメリットが見込めます。
リスティング広告のコツ~入札管理編~
①インプレッションシェアを確認する
広告が100回表示できるはずだったのに、実際には20回しか表示されなかった、というようなことがおこっているかもしれません。
ターゲット設定や入札価格などを見直し、インプレッションシェアを高く保ちましょう。機会損失をゼロに近づけることも運用効率アップにつながる大切な要素です。
②入札単価を調整する
広告文や、競合の状況を見ながら、CV率の高い主力キーワードの入札単価を上げて低いキーワードの単価をさげることで、費用対効果を高めましょう。
ただ、主力キーワードの検索順位に大きなブレがある場合は、費用をかけすぎると余分な広告費を使ってしまいます。最高額と最低額の幅を30%程度に設定するのがお勧めです。
③平均クリック単価を維持する
マッチタイプの見直し、入札の単価を見直して、クリック単価を平均以下にを保つことも重要です。
▼業界ごとのクリック単価の相場
旅行 | 80円〜300円 |
ウエディング | 300円〜1,000円 |
人材 | 300〜1,000円 |
独立、副業 | 100円〜400円 |
ジム、トレーニング | 300円〜600円 |
btob | 250〜500円 |
自社のクリック単価の平均を把握しながら、適正なクリック単価を保ちましょう。
リスティング広告のコツ~予算管理編~
①予算を制限しすぎない
コストカットを気にするあまり、非予算を削るとかえって損してしまうかもしれません。
リスティング広告は、決められた広告費用の中からクリックされた分だけ消費されるという仕組みです。そのため、あまりに予算を削ると、早々に費用を使い切ってしまい、表示されなくなる可能性があります。
特に表示回数が多くなるビッグキーワードは注意が必要で、上限に達するスピードが早い傾向にあります。
CV率の高いワードには多めの予算を割り振ることで、機会損失を防ぎましょう。
②曜日や時間帯、地域を指定する
意外と見落としがちなのは、ユーザーが検索する曜日や時間帯、地域についてです。例えば、休日の利用が多く見込めるサービスなのに、平日の日中を指定して配信するのは、効率が良くないですよね。
曜日・時間帯・地域を見直し、CV率の高いポイントを探しましょう。
分析を繰り返すことで、一番反響のあるポイントが自然と見えてきます。
まとめ
上記で紹介させていただいたコツを参考に、リスティング広告を運用してみてください。
リスティング広告にお悩みの企業様がいたら
それでも、
「運用方法がよくわからない」
「リスティング広告を出稿してみたけれど、上位表示されない」
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