こんにちは。
株式会社クラウドシードのWebマーケティング部です。
「リスティング広告を始めたいけれど向いている商品がわからないといった悩みを持つ方はいませんか?
今回は、そんな悩みを解決できる記事を作成しました。
この記事を参考にすれば、自社商品がリスティング広告に向いているかどうか簡単に見極められます。
リスティング広告について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください
>>リスティング広告とは?費用やメリット、仕組みまでわかりやすくご紹介します!
それでは早速みていきましょう。
目次
リスティング広告に向いている商品の特徴
単価が高い、利益が大きい
リスティング広告では、「商品・サービスを一件購入するのにどれほど広告費をかけられるか」を基準に費用を設定します。そのため、車やマンションのように、一件の購入単価が高い商品、利益が大きい商品はリスティング広告にうってつけです。
例えば、新築分譲マンションでリスティング広告を出す場合を見てみましょう。
一部屋あたりの価格を2000万円、利益率を15%とすると、購入一件あたりの利益は300万円ほどと考えられます。すると、広告費を100万円に設定したとしても、広告を見たユーザーが一件成約するだけで200万円の利益を生むことができます。
リピートが見込める
もし、客単価や粗利が低い商品であっても、リピートが見込める商品はリスティング広告を出す価値が十分にあります。
化粧品や健康食品がイメージしやすいですね。このような商品は一件の購入単価は低くなりますが、リピート率を高く保つことで長期的に見て高い費用対効果を発揮できると考えられるのです。
例えば、健康食品でリスティング広告を出す場合、一つあたりの価格を3000円、利益率を60%とすると、購入一件あたりの利益は1800円ほどと考えられます。広告費を10万円に設定した場合、利益を生むには56件以上購入してもらう必要がありますし、20件しか購入されなかった場合は赤字になることも十分に考えられます。
しかし、リピート率を高く保つことができれば、長期的には大きな利益を生むことができます。仮にリピート率が100%で1月事に購入されるような契約であれば、毎月20件しか購入がなくても、2ヶ月で利益が見込めます。またリピート率の高い商品は口コミで評判が広がりやすく、新規購入者も増える傾向にあります。
大きな特徴、メリットがある
リスティング広告に限らず、安さやブランド力、手厚いサポートなど、他社の競合製品と比較して大きな特徴やメリットがあることはとても重要です。
例えば、あるユーザーがリスティング広告から自社サイトを訪れたとしても、そのまま購入に進むことはあまりないでしょう。多くの類似商品・サービスを調べ、比較検討を行っている最中だからです。「他社に比べて価格が安い」「ブランド力がある」「購入後のサポートが充実している」など、大きな特徴や明確なメリットがあれば、自社商品を購入する可能性は高いといえます。
リスティング広告が向いていない商品・サービス
利益が低く、リピートが望めない商品
客単価が低く、かつリピートが望めない商品は、リスティング広告には向いていません。
一件の購入にかけられる広告費が少なく、長期的な利益が見込めないとなると、リスティング広告を出しても費用以上の効果は得られないでしょう。
リスティングとは別の広告を行う、あるいは別の商品を検討する、といった施策が必要です。
ニーズ商品で、ブランド力が弱い商品
ニーズ商品とは、買う必要がある商品、つまり食品や衣服などの生活必需品を指します。ラインナップが豊富で代用が効きやすく、スーパーやショッピングモール、大手ECサイトなど様々な場所で購入できるため、自社サイトで購入するユーザーは限られてしまいます。特に、ブランド力がない知名度の低い商品であれば、その傾向はさらに強まるでしょう。
対策としてはブランド力を上げる施策が有効です。ショッピングモールでの販売や、SNSマーケティングの活用を積極的に行なっていきましょう。
複数の他社で取り扱いがあり、自社に優位性が無い商品
誰もが知っている商品、ありとあらゆる店舗、サイトで販売されているような商品は、リスティング広告を出しても効果は見込めません。比較検討を行う必要がなく、自社サイトで買う必要性がないからです。
ブランドもカテゴリも認知されていない、全くの新サービス・新商材
これまでに誰も知らない、聞いたことのない、どんなカテゴリにも属さないような商品は、リスティング広告には不向きです。
リスティング広告は、ユーザーが商品に関連するキーワードで検索を行うことを前提にしています。そのため、検索するユーザーがいない商品ではリスティング広告の効果は見込めません。
まずは、存在そのものを認知させる必要があるため、商品の持つインパクトをアピールできるような動画型広告やプレスリリースなどを実施しましょう。
Web上のゴール(CV地点)の設定は必要不可欠
ここまで、リスティング広告の特徴や扱うべき商品に説明してきましたが、例えどんなにリスティング広告に向いている商品だとしても、web上でのゴールが設定されていなければリスティング広告を出す意味がありません。
お問い合わせフォームや、商品の購入など明確なゴールを設定する必要があります。自社の魅力が伝わるホームページ、商品をアピールできるLP(ランディングページ)につながるのが最も望ましい形です。ただ、自社で制作するのが難しい時は思い切って制作会社に相談するのも良い手です。
LPの依頼を考えている方は、こちらのブログを参考にしてください。
まとめ
今回の記事では、
- リスティング広告に向いている商品
- リスティング広告に向いていない商品
- Web上のゴールについて
の3点を解説いたしました。
今回解説した内容を参考に、効果的なリスティング広告運用を行なっていただけたら幸いです。
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