こんにちは。 株式会社クラウドシードのWebマーケティング部です。 本記事では、リスティング広告のキーワードの決め方に悩んでいる方に向けて、効果的なキーワードの選び方をご紹介します。注意点なども併せて解説しており、本記事を参考にすればスムーズに選定できますので、参考にしてみてください。
目次
リスティング広告のキーワードの選び方
1.軸となるキーワードを選ぶ
まずは軸となるキーワードを洗い出します。広告でアピールしたい自社の商品やサービスを一言で表せるものを選んでください。 例:ノートパソコンを売りたい→「ノートパソコン」
2.具体的なキーワード候補を選ぶ
次に、1.で選んだキーワードを元に、リスティング広告に設定するキーワード候補を選びます。 ここが競合と差別化するうえでの鍵となる重要な部分なので、5種類の方法を具体的にご紹介します。
①通販サイトや競合他社を参考に選ぶ
通販サイトや、競合他社サイトがどんなカテゴリーで商品を分類しているか分析しましょう。 例えば、ノートパソコンの場合、ブランドやサイズ、重量、ディスプレイの種類、Officeソフトの有無、CPU性能などさまざまな分類がされています。 タグや検索ソートなどから、自社製品の特徴にあったキーワードを見つけましょう。
②キーワードプランナーで関連キーワードを見つける
Googleキーワードプランナーを活用して、商品・サービスに関連するキーワードを収集することもできます。 キーワードプランナーの詳しい使い方についてはこちらのブログを参考にしてみてください。 >>Googleキーワードプランナーとは?使い方、代替ツールも紹介!
③質問サイトで商品・サービスを検索して見つける
Yahoo知恵袋・教えてgoo のようなユーザー投稿型質問サイトで、商品やサービスについて検索してみましょう。実際に検索することで、どんな悩みが寄せられているのか、代替品としてなにがあるのかといったことから、思わぬニーズやターゲットが見つかることもあります。
④EC サイトのレビューから探す
Amazon や楽天などの EC サイトで、商品・サービスのレビューを見てみましょう。 購入者が感じたメリットやデメリット、改善して欲しい点や他商品との相性など様々な観点からキーワードを見つけられます。使用状況や頻度、周辺機器や業務内容なども参考にしながら、ターゲット層やニーズを掴みましょう。
⑤言い換え語句を探す
ノートパソコンの場合、「ノートPC」「ラップトップ」と検索するユーザーも考えられます。類語検索を利用して、言い換え語句を検索してみましょう。
3.ターゲット・ニーズに合わせて精査する
最後にキーワードを精査しましょう。商品・サービスのターゲットやニーズに合わせてキーワードを整理します。キーワードの精査では、関連しているキーワードを網羅することが重要です。機会損失をできる限りなくすとともに、広告費用を効果的に使うためにも押さえておきましょう。例えば、出張の多いビジネスマン向けモデルの場合、「ノートパソコン 軽量」「ノートパソコン office有り」といったキーワードが適しているでしょう。また、年齢や性別、職業によってキーワードの使い方が異なる場合あります。例えば「アルバイト」と「パート」では年齢、職業でユーザーが異なります。「アルバイト」は学生の検索が多く、「パート」は主婦の検索が多い傾向にあります。このように、類語がある場合はターゲットの違いも考慮してください。判断が難しい場合は、検索数の多い方を選ぶといいでしょう。以上がキーワード選定の3STEPです。キーワード選定はコツさえ掴めば、ある程度スムーズに作れます。可能な限りボリュームの大きいワードを選びつつ、自社が勝てる見込みがあるキーワード、売上につながるキーワードを選びましょう。
マッチタイプとは設定したキーワードに対して、どのような検索語句でリスティング広告が表示されるかを決める設定です。キーワードごとに適したマッチタイプがあり、正しく設定することでより大きな効果を発揮できます。 マッチタイプについて詳しく知りたい方はこちらのブログを参考にしてください。 >>キーワードのマッチタイプ完全解説 【使用タイミングと使い分け方】
例えばノートパソコンの場合、「ノート 薄い」などの別商品の可能性があるキーワードや、「ノートパソコン 〇〇(競合他社製品)」など競合他社の商品がヒットするキーワードは関連性が低いキーワードと言えます。また、「ノートパソコン 初期不良」「ノートパソコン 故障」などはネガティブなイメージにつながるキーワードと言えます。 これらのキーワードは積極的に除外し、広告費用の無駄遣いや、マイナスイメージが波及してしまうリスクを回避しましょう。
まとめ
以上を参考に、自社の商品やサービスにあったキーワードを選択してみてください。 また、キーワードは決めたら終わりではありません。定期的に分析し、成果の高いキーワード、成果の低いキーワードを見極めて適切な広告費用を投資できる状態を保ちましょう。
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