こんにちは。
株式会社クラウドシード、Webマーケティング部です。
MEO対策の重要性は高まっていますが、対策に取り組めているリフォーム・リノベーション会社は多くありません。
以下のような内容でMEO対策やWeb集客にお悩みの方が多く、対策に乗り出せていない企業様も多いものと把握しております。
- 「リフォーム・リノベーション会社がMEO対策を行う必要性がわからない」
- 「MEO対策で、本当に集客効果を得られるのか不安」
- 「対策の仕方や、費用がどれくらいかかるのかわからない」
- 「MEO対策自体は知っているが、なかなか上位表示されない」
しかし、結論から言えば、リフォーム・リノベーション会社はMEO対策を行うべきです。地域密着型サービスに該当するリフォーム・リノベーション会社はMEO対策との相性が非常に良く、適切に対策を行う事でよりその効果を受けられる業種だからです。
そこで、本記事ではリフォーム・リノベーション会社とMEO対策の相性がなぜ良いのか・MEO対策を行う事で得られる具体的な効果について、わかりやすくご紹介します。MEO対策への取り組みに悩んでいる・検討中という企業様は、ぜひ確認してみてください。
※読みやすさを考慮して、以降ではリフォーム会社・リノベーション会社をひとまとめにして「リフォーム関連業種」と表記させていただきます。
目次
MEO対策とは
MEO対策とは、具体的には検索を行ったユーザーがGoogleマップ上で目的地を探す際、自社の店舗を優先的に表示させるようにする取り組みのことで、いわばWeb集客の手段の一つです。
「どこを通るのが最短か」「付近にどんな飲食店があるのか」を、その場や地域を限定して検索した際、たとえマップアプリを開いていなくても、Googleマップ上に付近の検索対象となる実店舗が表示されますよね。この検索結果に、自社店舗を優先的に表示させる施策です。
特に実店舗を中心にビジネスを行っている企業が、MEO対策を行う事でメリットを受けられる企業となります。うまく活用することで、消費者が「サービスを利用したい」と思ったタイミングに、検索を通じて消費行動に繋げることができるからです。
MEOの有効性は年々上がってきているにもかかわらず、まだ未展開・未対策の企業も多いため、先んじて対策を打つことが可能です。だからと言って何も対策を進めないままでいると、どんどん競合に先を越されてしまう可能性もあるので、はやめの対策は必要です。
MEO対策に関して、詳しくはこちらの記事で解説しています。
≫MEO対策とは？SEOとの違いや、対策を行うメリット・デメリットを解説
MEO対策が重要なリフォーム関連業種の例
リフォーム会社・リノベーション会社など
実店舗を中心に商品やサービスの提供を行っているのであれば、店舗の規模や大きさを問われる事はありませんし、どのような商品やサービスを展開していてもMEO対策を行う事が可能です。
リフォーム関連業種とMEO対策との相性は？
「住宅をリフォームしたい・リノベーションしたい」という際には、強いこだわりがない限り、購入または所有している住宅やマンション付近で業者を探すのが一般的です。そのため、「地域名×リフォーム」などで検索されやすいです。
こういった、地域を含めて検索するユーザーが多い業界は、MEOの需要が非常に高いです。その点で、地域密着型のさーにすを提供しているリフォーム関連業種は、MEO対策で集客を行う相性が抜群とも言えます。
また、対策キーワードが豊富に存在する業種であることは非常に有利です。選定するキーワードによっては、「小規模であってもユーザーのニーズを満たし、その地域内では大手企業よりも注目を集めている」という状況を作り出すことも不可能ではありません。
リフォーム関連業種がMEO対策で得られる効果
低予算で質の高い集客を行える
リフォーム関連業種のWeb集客手段として、リスティング広告の打ち出しや自社メディアのSEO対策・ポータルサイトへの掲載が広く普及しています。しかし、これらにはもちろんコストが発生します。
リスティング広告はもちろん広告掲載費用が必要になりますし、SEO対策に関しても、完全自社で運用するのであれば手間や時間を必要とします。業者に運用代行を任せる場合には手数料も発生します。
また、ポータルサイトの掲載手数料も大きく、値上がり傾向にあります。その種類も様々で、より効果的に集客を行えるよう上位に表示を行うには、それなりの料金を必要とする場合も多いです。
加えて、リフォーム関連のポータルサイトは市場の大きいサイトが少なく、例えば飲食関係や美容関係の大手ポータルサイトのようには利用者数も多くないため、集客効果を得られにくいという現状もあります。
しかし、MEO対策を行う際に活用するGoogleマイビジネスへの登録は無料です。自社運用を行う場合、実質無料で運用を行う事ができます。Google検索を利用するすべての利用者が対象となるため、利用者数を気にする必要はありません。
また、MEO対策を業者に依頼する場合にも、相場は～5万円/月となっており、リーズナブルです。費用が安いので心配に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、効果は早ければ1～3カ月以内に表れるため、早めに取り掛かる事がベストです。
無料で始められ外注も安価に行えるMEO対策は、事業の大きさを問わず金銭的な側面でも非常にオススメできます。
SEO対策の自然検索よりも上位に表示される
MEO対策で上位３位以内に表示されるようになると、Webサイト（企業HPやポータルサイトなど）のSEO対策で検索上位に表示されているサイトよりも、より上部に表示されるようになります。
「大阪×リノベーション」と検索した場合を見てみましょう。
次の写真の赤枠の部分が、Googleマップの検索上位です。その下の青枠部分が自然検索結果が表示されている場所となります。
このように、HPやポータルサイトなどのWEBコンテンツはどんなに効果のあるSEO対策を行って検索順位１位を獲得したとしても、Googleマップの検索結果よりも下に表示されてしまうのです。
また、ユーザーは上部に表示される情報を積極的に確認する傾向が非常に強く、クリック率も上位に表示されるほど跳ね上がります。つまり、MEO対策を行って上部に表示されるようにしておくほうが、自社に関心を持ってもらえる機会が高まるのです。
来店数アップや依頼数アップを見込める
リフォームのための情報収集ツールのトップはインターネット
「リフォームを依頼する際、顧客は何を参考に依頼業者の選定を行うのか」という調査を行った結果が、平成31年に一般社団法人住宅リフォーム推進協議会から発表されています。（参考資料）
この結果を見ると、顧客は戸建て・マンションの違いにかかわらず、イメージ商法や業者情報・内装材や設備機器情報の収集に活用されているものはインターネットの割合が一番高いです。
つまり、MEO対策をしっかりと行って上位表示される状況であれば、一番数の多い検索方法に確実なアプローチができるという事になります。
また、MEO対策のために使用するGoogleマイビジネスは、連絡手段や予約フォームの表示はもちろんのこと、参考画像の投稿や自社Webサイトへのリンクを表示する事も可能です。
顧客にとって煩わしい再検索など促す必要なく、自社の商材をアピールできるため、顧客の情報収集に寄り添いながら集客を行う事ができます。
リフォーム関連業界は顧客の検索方法との相性◎
「地域名×〇〇」などで検索を行うユーザーは、その地域に住んでいるかその地域を訪れる可能性が高いユーザーです。「地域名×リフォーム」「地域名×リノベーション」といった検索をするユーザーは、そのサービスを受ける気持ちはほぼほぼ固まっているけれど、どこに依頼するかがまだ決まっていないユーザーといえるでしょう。
MEO対策をしっかり行う事で、自店舗周辺でのリフォームやリノベーションを検討している、成約の見込みが高いユーザーの目に留まる機会が増えます。つまり、訪問の可能性が高いユーザーに対して、効果的なアピールを行う事ができるのです。
このことから、MEOの集客効果は非常に高いと言われており、来店数アップや依頼数アップに直結させる事が可能となるのです。
また、リフォーム関連業種は、いわば地域密着型のサービス形態です。
顧客は相談のしやすさや依頼のしやすさなどを考慮して、所有している物件近辺からサービスを提供できる会社を探す傾向にあります。そのため、「地域名×リフォーム」などの地域と絡めた検索を行う可能性が高いという点で、地域密着型サービスを提供しているリフォーム関連業種はMEO対策との相性が非常に良く、より集客効果を発揮しやすいという利点があります。
SEOやポータルサイトと比べ、競合が少ない
MEO対策は、競合が周辺の同業種に絞られます。そのため、SEOやポータルサイトと比較しても競合がすくなく、検索上位を狙える可能性が非常に高いです。
MEO対策・SEO対策・ポータルサイトの競合を比較すると、次のようになります。
- MEO対策
周辺地域内の同業種での上位争いとなる。 - SEO対策
地域問わず多くのWebサイトが上位争うに参加しているため、全国が競合状態。メジャーなキーワードは大手企業など、SEO対策に力を入れているサイトが上位表示されている事が多く、なかなか効果を得にくい。 - ポータルサイト
掲載料金の支払額によって表示順位の変動がある場合も多く、ある程度まとまった費用を投入しないと検索結果から埋もれる事が多い。また、競合他社と羅列されるため、ユーザーが分散しやすい。
SEO対策は地域を問わないため、その分競合数は膨大です。ポータルサイトの場合は地域を絞って検索を行う事も可能ですが、掲載料金を多く支払っている店舗が上位に表示される事も多く、上位表示させるには多額の掲載料が必要になってしまいます。
その一方で、MEO対策は絞った地域内での上位表示争いになるため、今からMEO対策を始めるという場合であっても、上位表示を狙える可能性は十分にあります。
まだMEO対策を行えているリフォーム関連業種が少ないことも影響しているのですが、事務所や店舗が位置する地域によっては「Googleマイビジネスの登録」と「Webサイトの作成」を済ませるだけで、特定のキーワードの検索の結果では上位表示されているという事もあり得ます。
対策キーワードが豊富にあり、競合と差をつけやすい
いくら競合が少ないとはいえ、競合との差別化は必要です。
MEO対策を用いて競合との差別化をする際において、大切なのは対策キーワードの選定になります。その際、サービスや業種によっては対策できるキーワードが少なく差別化が難しい問い言った事も起こるのですが、リフォーム関連業種であればそのような事は考えられません。
例えば、自店舗が得意としている内容を組み込むことで、「地域名×リフォーム」といった競合も浮かびやすいワードだけではなく、「地域名×内装工事」「地域名×キッチン工事」などのワードに注力すると、自社の強みを売り出す事ができるのです。まだまだ対策キーワードの種類はありますし、ニッチなキーワードで共同他社と狙う顧客を差別化する事も可能です。
このように検索数の多いキーワードで多くの顧客にアピールする事も、検索ボリュームが少ないキーワードで着実に検索上位を取りに行く事もでき、戦略を立てて競合を引き離すためのブランディングが行えます。
顧客の指標となる口コミを集られる
MEO対策を行う上で、口コミやレビューは重要視されています。そのため、MEO対策をしっかりと行うと、結果として口コミの数を増やしたりやレビュー評価を上げる事ができます。
しかし、Googleマップの検索結果の口コミやレビューを参考にしている顧客も多い中、口コミ対策をしていない状態だと「不満を持ったお客様が優先的に低い評価で書きこみやすい」という傾向から、印象の悪い口コミばかり集まりやすいです。
MEO対策を進めていくことで、閲覧数が高いGoogleマップの口コミ数やひょいうかが上がり、自社の印象アップや顧客の判断材料づくりにもつなげられるのは魅力的ですよね。もちろん、口コミが良ければ「このリフォーム関連業種は信頼ができる」と判断される機会も増えるため、訪問数もおのずと増えていきます。
短期間で効果を得られやすい
MEO対策は、SEO対策に比べて上位表示までの期間がかなり短い傾向があります。
SEO対策はサイトの内部構造を整えたり、質や専門性の高いコンテンツを追加したりと、サイト全体に施策を行う必要があります。このために、手間はもちろん時間も費やします。SEO対策は、対策を初めてから上位表示されるまでに通常半年～１年ほどの時間が必要だとされているのです。
それに比べて、MEO対策の場合は1週間～半年程度で上位表示ができる可能性が高いです。もちろん、エリア内の競合が少なければ少ないほど、即効性を発揮する事ができます。
最後に
以上では、リフォーム関連業種とMEO対策の相性や、MEO対策を行う事で得られる効果を解説してきました。MEO対策を行う事で大きなメリットを受けられるという事は十分にご理解いただけたかと思います。
完全自社内運用であれば無料で行えるのが対策の良いところです。まずは取り組んでみてはいかがでしょうか。
MEO対策に迷っているリフォーム業者様へ
それでもまだ、
「運用方法がよくわからない」
「運用を行ってみたけれど、上位表示されない」
「運用代行をお願いしたいけれど、どこに依頼したらいいか困っている」
というリフォーム業者様がいらっしゃいましたら、株式会社クラウドシードにお任せください。
クラウドシードのWebマーケティング部では、MEO対策のコンサルティングや運用代行を請け負っております。Web制作会社ならではのノウハウや知見を活かし、お力添えさせていただきます。
お客様の課題やご要望に合わせたプランを提案させていただき、初期費用は一切いただきません。
ご相談・お見積りは無料で承っておりますので、以下よりお気軽にお問合せください。
