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FigmaのAIとは?便利なAIプラグインも紹介

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FigmaのAIとは?便利なAIプラグインも紹介

FigmaのAIとは?便利なAIプラグインも紹介

企業の中には、日頃からデザインツールを利用してデザイン制作をしているというところも非常に多いでしょう。例えば、Webサイトやアプリケーションを開発する企業では、レイアウトを定めるワイヤーフレームを作成する必要があります。また、会議やセミナーなどではプレゼン資料を使うことも少なくありません。プレゼン資料は文字だけでなく、デザインなども取り入れて作るのが一般的です。そのため、デザインツールが必要になります。そのほかにもWeb広告用のグラフィックデザインの作成やSNSの投稿画像の作成など、デザインツールを利用する機会は非常に多いです。

現在、企業や個人が利用できるデザインツールの種類は数多く存在しますが、Figmaを選ぶという方も少なくありません。Figmaはデザインツールとなりますが、AIプラグインの利用が可能なため、うまく活用すれば業務効率化などさまざまなメリットを獲得することができます。実際に、Figmaとはどのようなデザインツールなのか、どのようなAIプラグインが利用できるのか知りたいという方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はFigmaのAIの概要と便利なAIプラグインについて詳しく解説します。

目次

そもそもFigmaとは?

そもそもFigmaとは?

Figmaとは、ブラウザ上でデザイン制作ができるコラボレーションデザインツールです。デザインやプロトタイピング、開発、フィードバッグ収集をひとつのプラットフォームで完結させることができるツールで、特にスタートアップ企業が積極的に取り入れています。

主に、Webサイトやアプリケーションのワイヤーフレームなどに使われることが多いです。また、プレゼン資料やWeb広告、SNS用投稿画像などさまざまなシーンに活用することができます。

Figmaには、下記のプランが提供されています。

  • スターター(無料)
  • プロフェッショナル(1,800円/月額)
  • ビジネス(6,750円/月額)
  • エンタープライズ(11,250円/月額)

スターターは無料で利用することができますが、使える機能は限られます。例えば、バージョン履歴は30日までに制限されていたり、開発モードが利用できなかったりします。それぞれの利用者で使いたい機能などは異なるため、各プランの詳細を確認してニーズを満たすものを選択する必要があります。

FigmaのAIとは?

FigmaのAIとは?

FigmaのAIとは、Figmaで使えるAIプラグインのことです。Figmaは標準機能が充実しており、単体で使用する場合でも非常に便利なデザインツールですが、Figmaにはコミュニティがあり、そこで公開されているプラグインを利用することで、Figmaを自分好みに機能拡張することができます。Figmaプラグインはサードパーティーが開発し共有することができるものも数多く存在するため、種類が非常に豊富な点が特徴です。そして、数多くのFigmaプラグインの中で特に注目を集めているのがAIプラグインになります。

AIプラグインは、AIが搭載されたFigma向けのプラグインのことです。Figma向けのAIプラグインの中には、業務自動化や生成AIが可能なものもあり、うまく活用することで業務効率化や生産性の向上などさまざまなメリットをもたらしてくれます。そのため、すでに企業やデザイナーの中にはFigma向けのAIプラグインを利用している方も多いです。

FigmaでAIプラグインを利用する3つのメリット

FigmaでAIプラグインを利用する3つのメリット

Figmaで利用できるAIプラグインを活用することで、大まかにわけて3つのメリットを獲得することができます。具体的にどのようなメリットがあるのか詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

業務効率化を期待できる

1つ目のメリットは、業務効率化を期待することができるという点です。

FigmaのAIプラグインを利用することで、本来デザイナーが対応しなければならない作業が大幅に減ります。例えば、AIプラグインによって文字を入力するだけで画像を自動で生成することができたり、テキストを作成してもらえたりすることが可能です。

うまく活用することで、文字の入力やデザイン制作をする必要がなくなるため、デザイナーはほかの作業に集中することができます。また、企業は作業に割り当てなければならない人材が減ることで、コストを抑えられるため、その点も大きなメリットであるといえるでしょう。

手軽にAIを利用できる

2つ目のメリットは、手軽にAIを利用することができるという点です。

AIサービスによっても異なりますが、別途システムの導入が必要だったり、AIの学習データを用意するために大量のデータを準備しなければならなかったりするケースも多いです。そのため、AIを業務の中に取り入れるためには、手間とコストがかかります。

一方、Figmaには機能拡張が標準で搭載されており、手軽にプラグインを利用することができます。また、AIプラグインを取り入れる場合でも利用者は特別な知識が必要なく、通常のプラグインを利用するように使うことが可能です。これにより、手軽にAIを利用することができるので、その点もFigmaのAIプラグインを利用するメリットといえます。

共同作業も効率化ができる

3つ目のメリットは、共同作業も効率化できるという点です。

元々、Figmaはクラウド上で動作するデザインツールになるため、標準機能で共同作業を行うこともできます。しかし、AIプラグインを活用すれば、複数人が同時で作業しても一貫性のあるデザイン制作ができるようになったり、メンバーのコミュニケーションをサポートしてもらえたりするので、品質向上や作業効率のアップを期待することができるでしょう。

Figmaで使える便利なAIプラグイン7選

Figmaで利用できる便利なAIプラグインを8つ紹介します。それぞれのプラグインの概要や特徴について詳しく解説しますので、AIプラグインを利用してFigmaを使いたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

Automator

Automator

公式サイト:https://www.figma.com/community/plugin/1005114571859948695/automator

Automatorは、ドラッグアンドドロップでFigma で繰り返す作業を自由にカスタムし、自動化できるプラグインです。FigmaのAIプラグインの中でも非常に人気が高くなっています。

100以上のアクションがあらかじめ用意されており、さまざまな作業を短縮することができます。これにより、業務が大幅に効率化されるので、その点が大きなメリットです。

Builder.io

Builder.io

公式サイト:https://www.figma.com/community/plugin/747985167520967365/builder-io-ai-powered-figma-to-code-react-vue-tailwind-more

Builder.ioは、Figmaで作成したデザインをそのままコードに変換したり、WebからインポートしたりできるAIプラグインです。Builder.ioを使えば、ほかのサイトのデザインをそのままコピーすることもできます。

Webサイト制作をする際に、多くの人は取り掛かる前にどのような雰囲気のWebサイトにするのかを決めます。例えば、A社のホームページのようなデザインを採用したいというようなイメージです。このようなときにBuilder.ioを活用すれば、そのA社のホームページをコピーしてそこから自分好みにカスタムしていくことができるため、初心者でも簡単にフレームワークを作成することができるようになります。

Builder.ioは、Figmaにプラグインを適用させた後にコピーしたいサイトのURLを挿入するだけで他サイトをコピーすることが可能です。ちなみに、Builder.ioを使用するためには会員登録が必要になるため、事前に登録しておくようにしましょう。

Magician

Magician

公式サイト:https://www.figma.com/community/plugin/1151890004010191690/magician

Magicianは、デザイン制作に必要なさまざまな要素を生成してくれるFigmaのAIプラグインです。テキストを入力することで、アイコンやテキスト、画像、レイヤー名を自動で作成することができます。これにより、作業時間を短縮させることが可能です。

Magician で生成された要素をそのままコンテンツに使用することはできないケースもあります。しかし、アイデア出しやイメージを共有したいときなどに活用できるのでおすすめです。

Mockup

Mockup

公式サイト:https://www.figma.com/community/plugin/817043359134136295/mockup-plugin-devices-mockups-print-mockups-ai-mockups

Mockupは、デバイスとフレームを選択するだけで瞬時にモックアップを作成することができるFigmaのAIプラグインです。また、手描きのイラストをアップロードすると、自動でAIに画像を制作してもらうこともできます。

業務の中でWebアプリケーションなどのユーザーインターフェースを作成する機会が多いという方におすすめのFigmaのAIプラグインです。

PhotoRoom AI & Background Remover

PhotoRoom AI & Background Remover

公式サイト:

https://www.figma.com/community/plugin/1126882239732656005/photoroom-ai-and-background-remover

PhotoRoom AI & Background Removerは、画像の背景を簡単に切り抜くことができるFigmaのAIプラグインです。通常、Photoshopなどで人物を切り抜く際、選択ツールで選択しなければなりません。場合によっては調整も必要になるので、非常に手間のかかる作業です。

一方、PhotoRoom AI & Background Removerを活用すれば、数秒で背景を削除することができるため、作業時間が短縮されます。特に、画像の切り抜き作業が多いという方や詳細な切り抜きが必要ないという人におすすめのAIプラグインです。

Wireframe Designer

Wireframe Designer

公式サイト:

https://www.figma.com/community/plugin/1228969298040149016/wireframe-designer

Wireframe Designerは、モックアップを自動で生成してくれるFigmaのAIプラグインです。制作したいWebサイトやWebアプリケーションの詳細をテキストで入力すると、瞬時にワイヤーフレーム用のモックアップを作成してくれます。Figmaのコミュニティでも非常に人気があるAIプラグインとなっており、とても有名です。

生成したワイヤーフレームは、ワンクリックでメンバーと共有することも可能です。これにより作業効率もアップするのでおすすめです。

WireGen – AI GPT wireframe generation

WireGen - AI GPT wireframe generation

公式サイト:

https://www.figma.com/community/plugin/1221144015267698736/wiregen-ai-gpt-wireframe-generation

WireGen – AI GPT wireframe generationは、プロンプトを入力するだけでワイヤーフレームを簡単に作成してくれるFigmaのAIプラグインです。テキストだけでなく、参考サンプルを選択してワイヤーフレームを作成することもできます。

WireGen – AI GPT wireframe generationは、単にワイヤーフレームが自動生成されるだけでなく、AIと対話をしながら修正を加えることも可能です。要望に対して柔軟に対応してくれるので、その点が大きなメリットです。

画像生成AIを使って商用利用する際の2つの注意点

FigmaのAIプラグインの中には、画像生成することができるAIプラグインもいくつか存在しています。画像やテキストなどを自動生成することができれば、作業量が大幅に減るため、非常に便利な機能です。しかし、画像生成AIのプラグイン使って商用利用する場合、いくつかの注意点があります。ここでは、具体的に何に注意すればいいのか解説しますので、ぜひ参考にしてください。

商用利用可能か確認する

1つ目の注意点は、商用利用可能かどうかを確認することです。

画像生成AIの中には、商用利用を許可していないサービスも存在します。例えば、無料版のMidjourneyやBing Image Creatorなどが挙げられるでしょう。特に、MidjourneyはFigmaのAIプラグイン『Magician』で使用できる画像生成AIになります。

商用利用不可な画像生成AIをビジネスの中で使用してしまうとトラブルになる可能性も高いです。そのため、ビジネスの中で使用する場合は、商用利用可能かどうかを確認した上で利用するようにしましょう。

著作権に注意する

2つ目の注意点は、著作権です。

画像生成AIの中には商用利用可能なサービスでもその生成された画像を使用すると著作権侵害になるものもあります。画像生成AIは学習したデータから画像を生成しますが、その学習データの中に著作権で保護された画像があると著作権侵害が懸念されます。そのため、画像生成AIを使用する際は、どのようなデータで学習したのかを確認してから使用するのがおすすめです。

まとめ

今回は、FigmaのAIの概要やおすすめのAIプラグインについて解説しました。Figmaで使えるAIプラグインをうまく活用すれば、画像やワイヤーフレームなどを自動で生成できるようになるため、業務効率化などさまざまなメリットを獲得することができます。しかし、画像生成AIなどを使用する場合は、商用利用可能かどうかや著作権侵害に対してしっかりと配慮し、トラブルにならないようにコンテンツを使用する必要があるでしょう。

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