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AIに関連するおすすめの資格9選!メリットも解説

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AIに関連するおすすめの資格9選!メリットも解説

AIに関連するおすすめの資格9選!メリットも解説

ビジネスシーンにおいてAIの技術は幅広く活用されるようになりました。例えば、AIやRPA、チャットボットなど業務自動化を実現するサービスが提供されており、それを導入して業務効率化や人件費削減に成功している企業も少なくありません。また、AIチャットボットの登場により、プレゼン資料の作成やプログラムを書く際にChatGPTを使用しているビジネスパーソンも非常に多いでしょう。

このように、ビジネスシーンにおいてAI技術は必要不可欠な存在になりつつあるため、キャリアアップや手に職をつけるためにAI関連の資格を取得しようと思われている方もいるのではないでしょうか?しかし、AI関連の資格は非常に数多く存在し、何を取得するのかによって証明できるスキルが変化します。

そこで、今回はAI関連の資格を取得することによって得られるメリットを解説した上でおすすめのAI関連資格をご紹介します。

目次

AIの資格を取得することによって獲得できるメリット

AI関連資格を取得することで、さまざまなメリットを獲得することができます。具体的に、取得者にどのような利益があるのかについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

就職や転職で有利になる

1つ目のメリットは、就職や転職で有利になるという点です。

経済産業省情報技術利用促進課によって2019年4月に公表されたIT人材需給に関する調査によると、AI人材の需要は低位シナリオの場合でも2018年に比べて2030年には約3倍の13.1万人になると推定されています。つまり、今後AI人材の需要は大幅に拡大し、企業の中で人材獲得競争が激化することが予測できるのです。

もし、AI関連の資格を取得すれば、AIに関する知識やスキルを証明することができます。つまり、AI人材としての技術力を客観的に示すことができるのです。今後、企業の中にはAI人材を求めるところも増えることが予測されるため、AI関連の資格を取得すれば就職や転職で有利に働く可能性があるでしょう。

AI関連の知識を学べる

2つ目のメリットは、AI関連の知識やスキルを網羅することができるという点です。

AI関連資格の具体的な概要は後述しますが、資格を取得することによってディープラーニングなどのAIに関連する知識に触れることができます。AIの知識がないという方が学ぶことによって、新しい情報を頭の中に入れることが可能です。また、AI技術に日頃から触れているという方も自分に足りない部分を資格取得過程で補うことができるので、その点が大きなメリットになるでしょう。

AI関連資格が役立つ職種一覧

具体的にどのような職種に就いている方がAI関連資格を取得したほうがいいのでしょうか?ここでは、AI関連資格が役立つ代表的な職種をいくつかご紹介します。

AIエンジニア

1つ目は、AIエンジニアです。

AIエンジニアは、主に人工知能を活用したシステムを構築する技術者を意味します。AIを活用したシステムを開発するためには、ディープラーニングや機械学習などの知識やスキルが必要不可欠です。AI関連資格には、これらの知識を網羅的に学べるものも少なくないため、AIエンジニアとして働いている人やこれからAIエンジニアを目指す方が取得すれば、業務に直結する知識やスキルを学習することができます。

データサイエンティスト

2つ目は、データサイエンティストです。

データサイエンティストは、ビッグデータを解析してその会社の経営に役立つ情報などを抽出する技術者を意味します。大量のデータを分析し、解析することで会社は現状の課題を解決するためのヒントや気づきを得られるため、効率的に経営を行うために企業にとって必要な人材です。

データサイエンティストはビッグデータなどの解析を行うため、機械学習やディープラーニングの知識が必要不可欠です。AI関連資格を取得すれば、その過程でこれらの知識を網羅することができるので、データサイエンティストもAI関連資格を取得すべき職種といえます。

AIプランナー

3つ目は、AIプランナーです。

AIプランナーはビジネスにおける課題解決のため、業務の中でAIを活用するために必要な企画や立案を行う技術者を意味します。簡単にいえば、企業が抱える課題に対してAIを活用した解決策を提案するためのマネジメントを行う職種です。

AIプランナーとしての業務を行う上で、データ分析や機械学習、ディープラーニングなどの知識やスキルが求められます。これらの知識はAI関連資格で学べるため、AIプランナーもAI関連資格を取得すべき職種のひとつです。

ゲームプログラマ

4つ目は、ゲームプログラマです。

ゲームプログラマは、ゲーム開発に必要なプログラミングを行う技術者を意味します。一見、AIとの関係性が低いと思われる方もいますが、最新のゲームはアンチチートシステムといった技術が用いられており、これを搭載するためにはディープラーニングなどの知識が必要不可欠です。

また、フィールドの自動生成等は機械学習などの知識が必要になるため、ゲームプログラマがAI関連資格を取得しておくとゲーム業界で歓迎される可能性があります。

AIに関連するおすすめの資格9選!

次に、おすすめのAI関連資格をいくつかご紹介します。AIエンジニアなどを目指している方やAI業界への転職を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

E資格

E資格

公式サイト:https://www.jdla.org/certificate/engineer/

E資格とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会が提供する民間資格です。主に、ディープラーニングの理論の理解度や適切な手法を選択して実装できるスキルがあるかどうかを試すための資格になります。

年に2回実施され、試験時間は120分です。出題範囲は、機械学習や深層学習、開発・運用環境となっています。合格難易度は非常に高い資格となっていますが、高度なAI・データサイエンスに関する知識や技術を保有していることが証明されるため、高収入の職場へ転職できる可能性もあるでしょう。

G検定

G検定

公式サイト:https://www.jdla.org/certificate/general/

G検定は、ディープラーニングの基礎知識の有無やそれを事業の中で活用できる知識や能力を保有しているかどうかを試すための資格です。E検定と同様に、一般社団法人日本ディープラーニング協会によって実施されています。

G検定はE検定よりも難易度が低く、IT業界やそれに準ずる前提知識を持っている方が挑戦すると合格率が高くなる傾向にあります。出題範囲は主に、人工知能の基礎や機械学習の具体的な手法、ディープラーニングの概要です。試験時間は120分、オンラインで実施されます。受験資格の制限はなく、誰でも資格に挑戦することができます。

統計検定(R)

統計検定(R)

公式サイト:https://www.toukei-kentei.jp/

統計検定は、統計に関する知識や活用できる力を試すことができる資格試験です。この資格は取得する過程でビジネス力やデータサイエンス力、データエンジニアリング力を補うことができます。

統計検定では、統計学を学ぶことができるため、その過程で統計的な思考を身に付けることができます。また、大学の中には、統計検定合格者に入学優遇措置を設けているところもあるため、大学や大学院進学が有利になる可能性もあるでしょう。

統計検定は、1級から4級まであります。特に1級は統計検定の資格の中でも合格難易度が高いです。また、主題範囲をそれぞれの階級で変化するので、挑戦したいという方は、公式サイトで詳細をチェックするようにしましょう。

Python3エンジニア認定データ分析試験

Python3エンジニア認定データ分析試験

公式サイト:https://www.pythonic-exam.com/

Python3エンジニア認定データ分析試験は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が運営している資格試験です。資格を取得するとPythonエンジニアとしての網羅的な知識があることを証明することができます。

Python3エンジニア認定データ分析試験は、数学の知識やG検定の知識、AIプログラミングやフレームワーク・ライブラリの知識が試される資格試験です。AI関連資格のひとつであり、Pythonエンジニアになりたい、転職したいという方におすすめの資格になります。

AWS Certified Machine Learning-Specialty

AWS Certified Machine Learning-Specialty

公式サイト:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-machine-learning-specialty/

AWS Certified Machine Learning-Specialtyは、Amazonが認定を行っているAI試験です。資格を取得すると、AWSで機械学習モデルの構築やトレーニングなどに関する知識を保有していることが証明されます。

AWS Certified Machine Learning-Specialtyでは、AWSクラウドにおける深層学習ワークロードの開発及び設計などの実務経験が2年以上ある人や基本的なハイパーパラメータ最適化の実践経験がある方などが対象です。合格難易度は中程度で、AWS未経験者から挑戦される方も少なくありません。

AWS Certified Machine Learning-Specialtyを取得すれば、ビジネス価値に直結するAIソリューションの実現方法を習得することができるので、AI関連の資格として挑戦することができるでしょう。

AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals

AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals

公式サイト:https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/ai-900/

AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentalsは、機械学習及びAIに関連するMicrosoft Azure サービスの基礎知識を試すための資格試験です。対象者は非技術者・技術者の両方で、データサイエンスやソフトウェアエンジニアリングの経験は問われません。しかし、クラウドの基本概念などの知識を保有する人やクライアントサイド・サーバーサイド、基本的なアプリケーションに関するスキルがある方は、スムーズに学習を進められる可能性があります。

AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentalsでは、主にAIワークロードやAzureでの機械学習の基本原則などの知識が試されます。これらの知識やスキルはAIのスキルに関連するものになるため、Azureを使ったAI構築技術を身に付けたいという方におすすめのAI関連資格です。

Professional Data Engineer

Professional Data Engineer

公式サイト:https://cloud.google.com/learn/certification/data-engineer?hl=ja

Professional Data Engineerは、Googleクラウドが提供しているAI関連資格です。主に、機械学習を用いたデータ活用の能力、GCP上の機械学習及びデータ分析ソリューションを活用できる能力を計るための資格試験になります。

Professional Data Engineerの試験形式は50~60問の多肢選択式で、対応言語は英語と日本語です。試験時間は2時間、登録料は200ドルとなっています。

Professional Data Engineerは、業界経験が3年以上及びGoogle Cloudを使用したソリューション設計及び管理経験が1年以上の方が対象です。しかし、受験するための必須条件はありません。

Professional Data Engineerを取得すれば、機械学習モデルの運用化に対する評価を受けることができ、その過程で機械学習に関する知識を学べるのでAI関連資格のひとつとして挙げられるでしょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験

公式サイト:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html

基本情報技術者試験は、主にITを活用したサービス、製品などを構築する人材の基本的な知識や技能を計るための資格試験です。独立行政法人情報推進機構によって実施されている試験で、国家資格に分類されます。

基本情報技術者試験は、独立行政法人情報推進機構が実施する資格試験の中で難易度が低く設定されていますが、合格率は高くなく、簡単にパスできる資格試験ではありません。そのため、合格するためにはITに関する戦略立案、システム設計など幅広い知識が求められることになります。

AIを活用する上でITの知識は必要不可欠です。基本情報技術者試験に挑戦することで、ITの知識や技術を身に付けることができ、AIエンジニアとしての必要不可欠な知識を習得することができるので、基本情報技術者試験はAI関連資格としておすすめできます。

ITパスポート

ITパスポート

公式サイト:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ip.html

ITパスポートは、ITに関する基礎知識を試すための資格試験です。基本情報技術者試験と同様に独立行政法人情報処理推進機構が提供する資格になります。

ITパスポートは独立行政法人情報処理推進機構が提供する国家資格の中でも難易度が低く、合格率は50%前後といわれています。出題分野はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系に分けることができ、幅広い知識が問われる資格試験です。

ITパスポート試験は、あくまでもITの基礎知識を問うための試験です。そのため、AIに特化した資格試験ではありませんが、AIに関連する資格を取得するためには、ITパスポートで出題される知識は必要不可欠になります。そのため、ITに関する勉強をこれから開始し、最終的にAI関連資格を取得したいという方におすすめの資格です。

まとめ

今回は、AI関連のおすすめの資格をいくつかご紹介しました。ご紹介したそれぞれの資格によって難易度が異なります。また、出題範囲も変化するため、まず自分はどのような知識を身に付けたいのかを検討した上で、最適な資格を取得するようにしましょう。

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