こんにちは。株式会社クラウドシード、Webマーケティング部です。
インターネットが私たちの生活の中に浸透している現代において、もはやインターネットを介しない企業活動はほぼ不可能です。そこで必要になってくるのがWebマーケティングです。というのも、企業にとってWebサイトは、企業の情報や扱っている商品やサービス内容を伝えるだけではなく、広告、販売、集客や採用などの手段になっており、企業の社会におけるコミュニケーションツールとして無くてはならないものになっているからです。
とはいえ、Webマーケティングとはいったいどういうものなのか、通常のマーケティングとどう違うのか、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、Webマーケティングの全体像について解説し、具体的なステップについてご紹介します。これからWebサイトを作る方、またWebマーケティングに携わる人は、ぜひ参考にしてください。
目次
マーケティングとWebマーケティング
マーケティングとは、企業の商品やサービスを顧客に届けるために行う企業活動のことを言います。簡単に言えば、集客し、顧客を作り、その顧客を固定客として維持していくための仕組みを作っていくことです。具体的には、市場調査をして市場を分析し、その分析に基づいて商品を開発し、その商品を顧客に届けるために広告宣伝活動やプロモーションをしていくことです。
Webマーケティングというのは、それらの活動をWebサイトやWebサービスを使って行うことです。つまり、Webサイトを使って集客し、Webサイト上で商品やサービスの価値を伝え、顧客となる行動を起こしてもらうためのWebサイトの仕組みを作ることです。
以下にWebマーケティングで行うことについて、簡単に3つのステップとして解説します。
1. Webサイトを使って集客する
まず、Webマーケティングに必要なのが、Webサイトを使って集客することです。そのためには、いったいどうすればいいのでしょう? まずは自社のWebサイトに見込み顧客を呼び込むことが必要です。ユーザーをWebサイトに呼び込むための具体的な施策としては、主に以下の8つが挙げられます。
・SEO対策(検索エンジン最適化)
・リスティング広告
・アドネットワーク広告
・SNS広告
・リターゲティング広告
・メールマーケティング
・ウェビナー(Webセミナー、オンラインセミナー)の開催
・自社のソーシャルメディアを使った広報
2. Webサイトからの直帰や離脱を減らし、回遊率を上げる
以上の施策を行い、自社のWebサイトに集客した後は、Webサイトからの直帰や離脱を防ぎ、回遊率を上げていくことが必要になります。
Webサイトからの直帰というのは、ユーザーが検索結果や広告などを経由してWebサイトにたどりついたのに、ほとんど情報を見ないまま「戻る」などをクリックしてしまうことです。直帰率が多いWebサイトは、ユーザーが最初にたどりついたページ(LP:ランディングページ)がユーザーにとって魅力がなかったことが原因だと考えられます。そのために行うのがLPO(ランディングページ最適化)です。
また、Webサイトにたどり着いた後、直帰率が低くても、なかなか次のページに進んでもらえず離脱されることが頻繁に起こったり、回遊率が低かったりする場合は、サイト上の導線がわかりにくいことが考えられます。その場合には、それぞれのページ上の導線が見やすいかどうかチェックすることが必要です。次のページを見たいと思わせるような言葉遣いやデザインになっているかどうかがポイントになります。
3. Webサイトのコンバージョン率を上げる
コンバージョンというのは「転換」という意味の言葉ですが、Webサイトのコンバージョン率というのは、WebサイトにたどりついたユーザーがWebサイトの目的としている行動をしたかどうかを測る指標です。Webサイトの目的は、最終的には企業の顧客になってもらうことなので、具体的にはWebサイト上で商品やサービスを購入してくれたかどうか、あるいは会員登録をしたかどうかといったことになります。
このコンバージョン率が低い場合は、会員登録や購入のためのエントリーフォームの入力がわかりにくかったり、項目が多すぎたりすることが原因として考えられます。
その場合には、EFO(エントリーフォーム最適化)という施策をします。
まとめ
本記事では、Webマーケティングの全体像について具体的なステップとして簡単に解説しました。
Webマーケティングとは、Webサイト上でユーザーを集客し、サイト上で情報を得て最終的には顧客になってもらうための仕組みを作ることです。
Webマーケティングの具体的なステップは以下の3つになります。
1. Webサイトを使って集客する
2. Webサイトからの直帰や離脱を減らし、回遊率を上げる
3. Webサイトのコンバージョン率を上げる
これらのことを行うためには、自社の商品やサービスの強みや市場の状況、顧客の特性などをしっかり分析し、総合的に判断しながら、それぞれの施策を行なっていくことが必要になります。
これからWebサイトを作成する方や、Webマーケティングに携わる方は、ぜひ、参考にしてください。
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