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PoC開発を3ポイントで成功させる!開発工程7STEPも解説

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PoC開発を3ポイントで成功させる!開発工程7STEPも解説

PoC開発を3ポイントで成功させる!開発工程7STEPも解説

「PoC開発はどのように行うの?」

「円滑に開発を進めて成功させるためには?」

システム開発手法の一つとして注目されているPoC開発について、このような疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、7STEPのPoC開発工程や円滑に開発を進め成功させるための3つのポイントについて解説します。

この記事を読むことで、PoC開発に対する疑問が解消され知識が深まります。ぜひ最後までご覧ください。

PoC開発とは何か?についてはこちら

目次

PoC開発は7STEPで行う

PoC開発は7STEPで行う

PoC開発の主な流れは以下の7STEPです。

  1. 企画
  2. 効果の検証
  3. 技術的実現性の検証
  4. 仕様や検討課題の洗い出し
  5. 要件定義
  6. 設計・実装
  7. テスト・リリース

それぞれの開発工程を詳しくみていきましょう。

STEP 1 企画

まずは、PoCを導入する目的を明確にすることが大切です。

PoC開発に限らず、システム開発において「どのような目的」でシステムを開発するのかは、必要な機能や動員する人員、開発コストを見積もる上で重要になります。

企画の段階で、明確な目標を立てておくことで、開発全体がスムーズに進みます。

STEP 2 効果の検証

目的が明確になったら、PoCの特徴でもあるプロトタイプを作成し効果を検証していきます。

プロトタイプをもとに、システムは「開発する意味があるのか」や「予測した効果が得られるか」などを検証していきます。

STEP 3 技術的実現性の検証

効果の検証に続いて、システム開発が技術的に可能であるかを検証していきます。

システム開発は、工程が進むにつれて予期せぬ問題が生じることも多くあります。そこで、プロトタイプで見えてきた課題などを実際の技術でカバーできるのか、開発全体の工程を予測しながら難しい点が無いかを検証しましょう。

STEP 4 仕様や検討課題の洗い出し

技術的にも開発が問題ないと判断できた場合、初めに立てた目的や検証する中で見えてきた課題を整理していきます。

また、市場の情報や利用者のニーズなども参考にしながら具体的な仕様を検討していきます。

この時に役立つのが、ユーザーに実証検証へ参加してもらい「ユーザー目線からの意見」を多く得ることです。そして、「課題の洗い出し」と「ユーザーテスト」を繰り返すことで、よりユーザーニーズに沿ったシステムが開発できます。

STEP 5 要件定義

ここまでのPoCによる検証が完了したら、必要になる機能などをまとめた要件定義書を作成します。

システム開発では、この要件定義書をもとに開発予算や期間が決定されます。

STEP 6 設計・実装

要件定義書に沿って、システムの内部・外部設計を行いながら開発を進めていきます。

設計や実装の過程で生じた課題に対して、改善を加えながら開発を進め必要な機能を追加したり、反対に減らしたりしてユーザーニーズに沿ったシステムを開発していきます。

STEP 7 テスト・リリース

設計や実装が完了したら、いよいよリリースに向けてのテストを行います。

テストでは、プログラム単体や総合的にプログラムが稼働するかを分けて検証します。問題なく全てのテストをクリアしたのちに晴れてリリースとなります。

3つのポイントでPoC開発を成功させる

3つのポイントでPoC開発を成功させる

PoC開発を円滑に進め、成功させるためには以下3つのポイントを押さえることが大切になります。

  1. システム導入によるメリット(効果)を明確にする
  2. ユーザー目線のメリットを意識する
  3. PDCAサイクルを回す

それぞれのポイントを確認し、円滑にPoC開発を成功させる参考にしてみてください。

システム導入によるメリット(効果)を明確にする

システム開発には、多くのコストと時間、人員が必要になります。そのため新システムを導入するメリットや得られる効果が明確になっていないと、企業からの投資は得られません。

PoCでのシステム開発を成功させるためには、具体的なメリットや効果を数値化して「このシステムを導入すれば、◯%の経費削減が見込めます」といった具合にプレゼンするようにしましょう。

ユーザー目線のメリットを意識する

PoC開発に限らず、すべてのシステム開発に当てはまりますが、「ユーザー目線」に立ったメリットの追求が大切になります。

システムは最終的には、ユーザーに使われ満足してもらうことがゴールになります。そのため、開発の段階からユーザーテストなどを行い、得られたフィードバックをもとに開発を進めましょう。

システム開発では、つい開発者目線での機能やデザインを採用しがちなので、「ユーザー目線」を意識するだけで、より良いシステムになるはずです。

PDCAサイクルを回す

PDCAはビジネスの基本となりつつある考え方で、「Plan」「Do」「Check」「Act」の頭文字をとった思考サイクルです。

PoC開発でもPDCAサイクルを回すことで、課題を見つけては検証・解決することで、よりユーザーニーズに沿ったシステム開発が可能となります。

課題の検討や、検証の工程を省くとシステムの質が落ちてしまうので、注意しましょう!

まとめ

PoC開発方法 システム開発

今回は、PoC開発方法やシステム開発を円滑に進め成功させるためのポイントについて解説しました。

PoC開発は、以下の7STEPで行われます。

  1. 企画
  2. 効果の検証
  3. 技術的実現性の検証
  4. 仕様や検討課題の洗い出し
  5. 要件定義
  6. 設計・実装
  7. テスト・リリース

そして、上記の7STEPを円滑に進めるためには、以下3つのポイントが重要となります。

  1. システム導入によるメリット(効果)を明確にする
  2. ユーザー目線のメリットを意識する
  3. PDCAサイクルを回す

ぜひ今回の記事を参考に、PoC開発で円滑にユーザーニーズに沿ったシステムを開発してみてはいかがでしょうか。

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