こんにちは。株式会社クラウドシード、Webマーケティング部です。
企業にとってWebサイトは、企業の情報や扱っている商品やサービス内容を伝えるだけではなく、広告、販売、集客や採用などの手段になっており、企業の社会におけるコミュニケーションツールとして無くてはならないものです。
しかしながら、Webサイトの運用、SEOにおいて、やってはいけないことをやってしまうと、集客が全くできないばかりかサイトが炎上するリスクにつながりかねません。
この記事では、Webサイトの運用、SEOにおいてやってはいけない3つのことについてお伝えします。これからWebサイトを制作される方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.更新しないまま放置してしまう
Webサイトの運用において、サイトを更新しないで放置してしまうというのは一番やってはいけないことです。サイトが更新されていないと、企業活動が停止していると思われてしまうこともありますし、サイトに古い情報が掲載されたままだと企業の信用問題につながりかねません。Webサイトは定期的に更新することで、集客をはじめとする効果が得られるものです。更新するべき情報がない場合は、ブログコンテンツなどの設置を検討しましょう。
2.ブラックハットSEOをやってしまう
検索順位を上げようとSEO対策を施す中で、早く検索結果を上げたいと不正なやり方を行ってしまうことも絶対に避けなければいけません。かつては、検索順位を上げるものとして知られた方法でも、現在においてはGoogleから低評価されたり、ペナルティを受けることにつながったりする施策もありますので、くれぐれも注意しましょう。特に以下の5つの施策はブラックハットSEOと呼ばれ、検索エンジンからは不正なやり方として認識されるようになっています。
1.ペイドリンク(被リンクの購入)
かつては被リンクが多いと検索エンジンから高く評価されると言われていましたが、現在では関連性の低いサイトからの被リンクやリンク集サイトからの被リンクは低評価につながるものとなっています。くれぐれも外部リンクを購入して被リンクを増やすことはやめましょう。
2.ワードサラダ(テキストの自動生成)
「ワードサラダ」というのは、検索ワードからコンテンツを自動で生成するプログラムによって作られた文法は間違っていないけれども、意味をなしていない文章を指します。コンテンツを簡単にどんどん増やすことができて便利なように思われますが、ユーザーにとって無価値なものは、現在では検索エンジンからは評価されません。
3.キーワードスタッフィング(キーワードの詰め込み)
かつては対策キーワードが多く入ったコンテンツが、ユーザーが知りたい情報であるとして評価されていました。そのため、対策キーワードを詰め込んだコンテンツを作ろうと、キーワードを羅列し、さらには内容に関係ないキーワードまで詰め込むようなコンテンツも作られるようになってしまいました。しかしながら、現在では、ユーザーにとっての価値につながらないコンテンツは検索エンジンからは評価されないようになっています。
4.隠しテキスト、隠しリンク
背景色に紛れるような色や、ほとんど判読できない大きさで、対策キーワードやリンクを埋め込むことでSEOの検索順位を上げようとする施策もかつては行われていました。しかし、そうやって作られたコンテンツはユーザーにとっては全く無意味であるので、現在ではGoogleのペナルティの対象になっています。
5.クローキング
クローキングというのは、検索順位を上げるためにWebサイトを巡回して評価するクローラープログラムに対して表示するWebサイトとは違うWebサイトをユーザーに表示することです。このやり方は現在ではGoogleからペナルティを受けるようになっています。同様に、ユーザーがアクセスしようとしたサイトとは別のURLに移動させるような不正なリダイレクトも偽装行為としてGoogleからSEOのペナルティを受けます。
3.Webサイトを見る人の環境を考えないでサイトを作成してしまう
Webサイトの検索順位はユーザーが知りたい情報にアクセスできるということを重視して決定されるので、サイトを見るユーザーのさまざまな環境に配慮しないでサイトを制作してしまうことはSEOにおいてNGです。
1.読み上げ機能に対応していない
ユーザーの中には読み上げ機能を使ってWebサイトを閲覧するユーザーがいます。タイトルや見出し、文章の構造を示す文章構造タグを省略してコンテンツを作ってしまうと、サイトの構造が読み上げソフトに伝わらないため、読み上げ機能を使ってサイトを閲覧する人にとってはとてもわかりにくいものとなってしまいます。
同様にalt属性(画像代替テキスト)のタグを省略してしまうと、読み上げソフトに画像の情報が伝わりません。alt属性のタグをつけることで、画像が表示されない場合にもその内容をテキストで伝えることができます。省略せずに、読み上げられたときに意味が通じるよう配慮して記述するようにしましょう。
2.マウス機能を制限してしまう
コンテンツの文章や画像のダウンロードを防ぐために、右クリックができないような形でコンテンツを制作しているサイトがありますが、ユーザーの利便性を損なうことにつながるため、あまりオススメできない施策です。コンテンツの盗用を防ぎたいというのはわかりますが、キーボードを使わずにマウス操作だけで閲覧しているユーザーの利便性を損ねてしまいます。Webサイト制作においては、ユーザーがサイトにアクセスするさまざまな環境に配慮することが大切です。
まとめ
この記事では、Webサイトの運用、SEOにおいて、やってはいけない以下の3つのことについて解説しました。
- 更新しないまま放置してしまう
- ブラックハットSEOをやってしまう
- Webサイトを見る人の環境を考えないでサイトを作成してしまう
これらのことを運用、SEO対策においてやってしまうと、Googleから低評価を受けたり、ペナルティを受けたりしてしまいますので、くれぐれも注意しましょう。
これからWebサイトを制作する人は、ぜひ、参考にしてください。
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