SEEDChatとは?メリットや特徴、できることを解説
企業の中には、顧客対応や社内対応に課題を抱えているところも多いのではないでしょうか?
例えば、企業は顧客からのお問い合わせに対して柔軟に対応しなければなりません。『製品の使い方がわからない』や『購入したいのですが、〇〇の機能は搭載されていますか?』など、さまざまなお問い合わせに対して社員が一つ一つ回答を用意する必要があります。また、社内対応においても『調べてもわからず、ほかの社員に聞いても言っていることが統一されていない』、『社員から問い合わせが多く、作業が進まない』というような問題に直面しているところもあるでしょう。
このように、顧客対応や社内対応に課題を抱えている企業は、SEEDChatの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
今回は、SEEDChatの概要や導入することで得られるメリットなどについて詳しく解説します。
目次
SEEDChatとは?
公式サイト:https://seedchat.cloudseed.co.jp
SEEDChatとは、ChatGPTのAI学習でお問い合わせを自動化、マニュアルや社内ナレッジを活用し、顧客対応や社内対応の業務効率化を大幅に向上させるAIチャットボットです。ChatGPTベースのAIチャットボットを使用することで、企業の顧客サービスや社内コミュニケーションの作業効率化が飛躍的に改善されます。これにより、業務効率化やコスト削減などさまざまなメリットを獲得することが可能です。
SEEDChatを活用することで、自社のお問い合わせ対応や社内ナレッジのファイル・URLをアップロードするだけでChatGPTが自動で学習してくれます。これにより、一般的なAIチャットボットとは異なり、企業独自のAIチャットを構築することが可能です。自社のみに存在する情報を提供することができるため、顧客満足度向上なども期待することができるでしょう。
SEEDChatの利用プランについて
SEEDChatは大まかにわけて下記の3つのプランが提供されています。
- ライトプラン(サイト型)
- スタンダードプラン(ナレッジ型)
- プレミアムプラン(サイト、ナレッジ、インデックス型)
プランによって初期費用や月額費用が変化します。また、利用できる機能や月間対応上限数、対応できる学習ファイルの形式も異なるため、自社のニーズに合わせて最適なプランを選択することが重要です。具体的な料金については下記に表でまとめさせていただきますので、参考にしてください。
SEEDChatの4つの特徴
SEEDChatには、大まかにわけて4つの特徴があります。SEEDChatの特徴を知ることで、どのぐらい便利なAIチャットボットであるのかが理解できるので、ぜひチェックしてみてください。
SEEDChat特徴① セットアップが簡単
1つ目の特徴は、簡単にセットアップを行うことができるという点です。
SEEDChatは、簡単にセットアップすることが可能なAIチャットボットになるため、利用者はスピーディーに導入をすることができます。また、SEEDChatは直感的な設定手順を採用し、ChatGPTであるAI学習によってプロセスが自動化されているため、高度なIT技術を必要としません。迅速かつ手軽に誰でも導入することができるので、その点がSEEDChatの特徴のひとつです。
SEEDChat特徴② ChatGPTを活用したサービス
2つ目の特徴は、ChatGPTを活用したサービスであるという点です。
SEEDChatは、ChatGPTを活用しているため、ChatGPTの特徴である自然な対話によるコミュニケーションを実現することができます。また、ChatGPTを活用して学習させるため、正確かつ柔軟に応答させることが可能です。
SEEDChat特徴③ 企業独自のAI学習モデルの構築が可能
3つ目の特徴は、企業独自のAI学習モデルを構築できる点です。
SEEDChatは、それぞれの企業の学習プロセスを大切にしているAIチャットボットです。カスタマイズされたChatGPTによるAIトレーニングを提供することで、専門的な知識の提供が可能になるため、企業や特定の業界に特化した顧客のニーズに応えることができます。また、独自のAI学習モデルを構築することによってそれぞれの企業の業務フローに適用させることができるので、その点もSEEDChatの特徴のひとつです。
SEEDChat特徴④ 課題解決サポートが充実
4つ目の特徴は、課題解決のためのサポートが充実しているという点です。
SEEDChatを導入したあとに、『使いこなすことができない』や『問題をどのように解決すればいいのかわからない』というような状況にならないために、サポートを実施しています。これにより、導入企業は安心して運用することが可能です。また、プレミアムプランではコンサルティングを提供しています。そのため、全面的にバックアップしてほしいという企業はプレミアムプランの利用がおすすめです。
SEEDChatを活用する4つのメリット
企業がSEEDChatを導入することで、さまざまなメリットを獲得することができます。ここでは、SEEDChatにはどのようなメリットがあるのか詳しく解説していきますので、興味がある方はぜひ参考にしてください。
時間を有効活用することができる
1つ目のメリットは、時間を有効活用することができるという点です。
SEEDChatは、単に顧客へ導入を行うだけでなく、ヒアリングを実施しています。顧客が抱えている問題点を深く理解し、その情報をもとに課題の解決策を考案します。これにより、時間の有効活用が可能になるため、その点が大きなメリットです。
経費を削減できる
2つ目のメリットは、経費削減を実現できるという点です。
顧客対応では、お問い合わせメールなどを従業員が作成します。企業によってお問い合わせ件数は異なりますが、数多くのお問い合わせが寄せられることも多いため、メール対応で1日の大半を使用してしまうケースもあるでしょう。これが原因で残業になってしまったり、追加でカスタマーサポートに対応できる人材を採用したりしなければならないケースも出てきます。
一方、SEEDChatを導入すれば、お問い合わせ対応を自動化することができるので、手動で対応していたときよりも必要な従業員の数が減ります。これにより、経費削減を期待することができるので、その点が大きなメリットです。
業務効率の向上
3つ目のメリットは、業務効率の向上です。
SEEDChatを導入すると社内データを学習したAIチャットボットの運用ができるようになります。これにより、顧客からのお問い合わせを迅速かつ効率的に処理し、応答時間を短縮することが可能です。
また、社内対応も効率化されます。例えば、社員に何回も同じ質問をされると、その返答に多くの時間を要します。質問に回答するのが精一杯でコア業務が進まなくなるという事態に陥ると業務に支障をきたすことになるでしょう。しかし、SEEDChatを導入すれば、社内ナレッジをうまく活用できるようになり、従業員は迅速に必要な情報へアクセスすることができるようになります。これにより、ほかの社員へ問い合わせる必要がなくなるため、それぞれの社員が業務に集中することができるようになるでしょう。
利益の拡大
4つ目のメリットは、利益の拡大です。
SEEDChatを導入すれば、社内ナレッジをSEEDChatで活用することができるようになります。これにより、従業員の生産性向上やビジネスプロセスの効率化を実現することが可能です。
また、SEEDChatによって組織全体の知識共有が促進されてイノベーションの創出を期待できます。結果的に、企業は競争力を高めることができるため、利益拡大につなげられるでしょう。
SEEDChatでできること5選
SEEDChatには、数多くの機能が搭載されているため、導入することによって顧客対応・社内対応に関するさまざまなことができるようになります。具体的に導入後、何ができるのかについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
自社専用のAIチャットボット
1つ目は、自社専用のAIチャットボットを構築することができるという点です。
SEEDChatは、それぞれの企業の独自サービスに合わせて学習することができます。学習ファイルはテキストやWord、Excel、PDF、URLに対応しており、ファイルをアップロードしたり、URLを指定したりするだけで簡単にChatGPTが学習してくれます。
企業ごとに有効活用できる独自のAIチャットボットを構築することで、顧客に対して効果的なサポートを実施することが可能です。また、社内のお問い合わせを効率化させられるため、導入することによって数多くのメリットを獲得できます。
履歴・データ分析が可能
2つ目は、履歴やデータ分析ができるという点です。
履歴はお問い合わせの傾向や顧客のニーズを把握するために重要な情報です。SEEDChatは、チャット履歴を通じて顧客の要望や課題を理解し、改善点を可視化してくれます。これにより、顧客一人一人に対してきめ細かいサービスを提供することができるようになるため、顧客満足の向上を期待することが可能です。
また、SEEDChatはデータ分析機能によってChatGPTに追加学習を行い、傾向やパターンを把握することもできます。この情報を活用し、顧客対応戦略やマーケティング戦略の施策に活かすことができるため、利益の最大化にもつなげられるでしょう。
シナリオ設定を活用できる
3つ目は、シナリオ設定を活用できるという点です。
SEEDChatのシナリオ設定は、特定の目的やユーザーに合わせて適切に応答するためにAIチャットボットを調整できるようにした機能のことです。シナリオ設定を活用すれば、SEEDChatの管理画面を通じてシナリオを細かく設定し、利用者の質問やニーズに対して柔軟に応えられるようになります。これにより、幅広い顧客からの問い合わせをチャットボットに任せることができるようになるため、人的リソースの確保や業務効率の向上を期待することができるでしょう。
AIチャットボットの柔軟な対応が可能
4つ目は、柔軟な対応ができるAIチャットボットの構築ができるという点です。
SEEDChatには、NGワード設定やカラー設定が搭載されています。NG設定は、AIチャットボットにNGワードを設定することができるSEEDChatの機能です。実際にNGワードを設定すると、メッセージにそのワードが含まれている場合、送信することができなくなります。そのため、AIチャットボットを導入しても安全なカスタマーサポートの運用が可能です。
一方、カラー設定はAIチャットボットのカラーを自由に設定できるSEEDChatの機能です。例えば、自社のブランドに適したカラーに設定すれば、サイトのデザインに影響を与えずに運用することができます。また、魅力的なカラーデザインを採用すれば、ユーザーの注目を引き、質問やサポートに対する期待感を高めることもできるでしょう。
外部サービス連携及び自動から有人チャットへの切り替え機能
5つ目は、外部サービスと連携ができたり、有人チャットへの切り替えができたりするという点です。
SEEDChatは、生産性を向上させるために外部サービスとの連携ができるようになっています。これにより、データを統合することができたり、機能を強化したりできるので、その点が大きなメリットです。
また、SEEDChatは自動応答から有人チャットへの切り替えができます。例えば、すでにAIが学習しているお問い合わせに関しては、AIチャットボットに返答を任せることが可能です。しかし、複雑なお問い合わせや特定の商品やサービスに関して顧客が詳細な情報を求めている場合、AIチャットボットよりも人間が介入したほうが顧客満足の高い回答ができるケースもあります。そのようなときに、SEEDChatであれば自動応答から有人チャットに切り替えることができるので、さまざまな顧客に対して柔軟に対応することができるでしょう。
まとめ
今回は、SEEDChatの概要や特徴、メリットやできることについて詳しく解説しました。SEEDChatを導入すれば、自社にある情報をAIに学習させて、独自のAIチャットボットを構築することができます。SEEDChatは、汎用型のAIチャットボットとは異なり、それぞれの企業や特定の業界に特化したAIチャットボットを導入することができるので、顧客満足の高いカスタマーサポートを実現できる点がメリットです。また、SEEDChatを導入すれば顧客のお問い合わせを自動化することができるので、業務効率化やコスト削減などさまざまな魅力を得られることもSEEDChatの特徴といえるでしょう。顧客対応や社内対応に課題を抱えている企業は、この機会にSEEDChatの利用を検討してください。
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