こんにちは。株式会社クラウドシード、Webマーケティング部です。
企業にとってWebサイトは、企業の情報や扱っている商品やサービス内容を伝えるだけではなく、広告、販売、集客や採用などの手段になっており、企業の社会におけるコミュニケーションツールとして無くてはならないものです。
ホームページを作る際に、Webデザインの最新トレンドを取り入れることは非常に重要です。時代の流れに合ったWebデザインを使えば、より洗練された印象を与え、ユーザーを引き込みやすくなるでしょう。
この記事では、2023年現在における人気のWebデザイン8選をお伝えします。これからWebサイトを作る方はぜひ参考にしてください。
目次
2023年のWebデザイントレンド
2022年はパララックスや3D、グラデーションなどよりカラフルで魅力的なWebデザインに加え、一方でタイポグラフィやモノクロトーン要素のシンプルなWebデザインも多く見られました。
2023年のWebデザインは、既存のデザインに加えインタラクティブなデザイン、複数のトレンド要素を組み合わせたWebデザインが増えてくると予想されます。組み合わせやアイデア次第でまた違った新しいものが生み出せるのがWebデザインの面白いところです。
しかし、最新トレンドを反映したWebデザインでも、自社のホームページに合うとは限りません。ホームページの目的やコンセプトに合わせてどのWebデザインを取り入れるか考えましょう。
効果的なデザインで魅力的なWebサイトに
最新トレンド以外にも、人気のWebデザインはたくさんあります。効果的なWebデザインをホームページに取り入れることで、魅力的かつ強いインパクトのページが完成するのです。
ホームページ制作で人気のWebデザイン8選は以下のとおりです。
1.ダークトーン
黒色は無彩色であるため、どのカラーにも馴染みやすいですが、モダンで落ち着いたイメージや、伝統的なイメージ、インパクトのあるイメージなど、様々な見せ方を持った色です。黒を基調としたデザインは文字は白を用いるため、背景が白のホームページよりも洗練された印象を与えやすく、人気のWebデザインとなっています。
一般的に、暗い黒になればなるほど重厚感や安定感、高級感、優雅なイメージを持たせることができます。黒は無彩色であるため、基本的にどの色でも馴染みやすい上に、使い方によっては他の色を目立たせるような使い方をすることもできます。また、ゴツゴツとしたテクスチャを使うことで無骨なイメージを演出することなども可能です。
2. グラデーション
単色とグラデーションではそれぞれの視覚効果が異なります。
単色は少ない情報を瞬間で訴求しやすい特性があり、シンプルに解りやすく情報を整理して見せたい部分に使った方が良いでしょう。ナビゲーションや説明用のアイコンなどのUIに向いていると言えます。
グラデーションは目を引きたい要素、Webサイトのメインビジュアルや、よりアート色の強い訴求に向いていると言えます。
また、現在では質感や粒状感のあるグラデーションが人気を集めています。
ホームページでありながら印刷物のような見た目になったり、ややレトロな印象を与えたりできるのが特徴です。この後さらに主流になっていくと考えられるWebデザインの一つといえます。
3.マイクロアニメーション
目立たせたい箇所に動きを加える方法として、数年前までは動画の背景が流行していました。しかしながら、ページ表示速度を最優先に考えた場合、動画の背景はページがかなり重くなるため、採用するWebサイトは減って来ています。
そこで、ホームページのWebデザインで注目されているのがマイクロアニメーションです。マイクロアニメーションはその名のとおり、小さな範囲にのみ表示する動画やアニメを指します。
人がWebサイトの印象を決定するのに必要な時間はわずか0.05秒だと言われています。マイクロアニメーションは、画面に動きを与え、一瞬でユーザーの心を掴む魅力的な動きや、ユーモアをWebサイトにプラスすることができます。
4.スクロール・テリング
マウスホイールをスクロールすることによって、ダイナミックに画面を切り替えるスクロールエフェクト(パララックス・スクロール、水平スクロールなど)のトレンドは、2023年以降も続きそうですが、その中で注目が高まっている考え方が、スクロール・テリングです。
Webサイトで使われる「スクロールテリング」は、スクロールと、「ストーリーテリング」を組み合わせた造語です。ユーザーがスクロールダウンすると、その動きに合わせてグラフィックやアニメーションが起動し、画面上のストーリーが展開されます。
ビジュアルのトレンドは時代に合わせて移り変わっていきますが、UX体験に関わる部分においては今後も重視される傾向になりそうです。
5.インタラクティブ・コンテンツ
インタラクティブ・コンテンツとは、ユーザーからの希望も加味し、双方向にやり取りをしていくコンテンツのことをいいます。消費者はただ一方的に情報を受け取るのではなく、自らコンテンツに参加するため、より一層コンテンツや企業に対して興味を持つようになります。
具体的なインタラクティブ・コンテンツとしては、計算機(見積もり計算など)、診断テスト、アンケート投票、チャットボット、VR・3Dコンテンツ、レコメンド表示など数多く挙げられます。いずれも従来から存在するものですが、近年の人工知能や機械学習の進歩によって、今後インタラクティブ・コンテンツの精度はさらに向上し、ユーザーにとってより価値の高いコンテンツを提供できるようになるでしょう。
6.非対称(アシンメトリー)のレイアウト
グラフィックデザインや建築の世界で多用される「シンメトリー」「アシンメトリー」という言葉を耳にしたことはありますか?Webデザインにおいてもシンメトリーとアシンメトリーの概念は重要視されています。
シンメトリー歪みのない対称の物に対して安定感や美しさ、誠実といったイメージを受けることが多く、アシンメトリーは、「不均衡」「流動性」「躍動感」といった心理的効果が挙げられます。
個性を発揮したいポイントに用いるとより効果的です。
7.ミニマルデザイン
ミニマルデザインとは、構成する要素をできる限り少なくしたデザインです。
すっきりとしたシンプルなデザインテイストは、邪魔になる要素が少ないことから、メッセージ性を強く打ち出せるメリットがあります。
ここで大切なのは、ミニマルが何でも無くすという意味ではなく、最低限にするということです。
デザインを作成する際、何でも目立たせたいという考えでは、結局何も目立たないという状況に陥る恐れがあるのです。伝えたいことを明確に伝えるためには、ユーザーを惑わせる要素をできるだけ排除することが有効です。
ミニマリズムのホームページはページの表示速度が速いという特徴があるので、スマートフォンに対応したWebデザインを求める企業から人気があります。
8.水平スクロール
通常Webサイトは上から下に「縦」に閲覧する事がほとんどですが、最近では横スクロールを上手に入れたサイトも現れてきました。
横スクロールデザインのサイトは、一般的なサイトより比較的個性が出やすいです。ユーザーが想像している”縦の動き”をいい意味で裏切るからです。印象的で記憶にも残りやすく、一般的なサイトと異なるレイアウトが独創性を高めます。
一方でしっかりとユーザビリティを意識しなければ、操作性が悪くなったり、くどいアニメーションによってサイト自体が重くなる懸念もあり、使い方を間違えるとユーザーが不快に感じるリスクもあります。
ページ内で最も注目してほしいコンテンツに利用すると効果的ではないでしょうか。
動きがあるから良いというわけではなく、あくまでユーザーが快適に閲覧でき、欲しい情報をスムーズに得ることができるWebサイトにすることが重要です。
まとめ
この記事では、2023年現在における人気のWebデザイン8選をお伝えしました。
1.ダークトーン
2.グラデーション
3.マイクロアニメーション
4.スクロール・テリング
5.インタラクティブ・コンテンツ
6.非対称(アシンメトリー)のレイアウト
7.ミニマルデザイン
8.水平スクロール
最新トレンドを反映したWebデザインでも、自社のホームページに合うとは限りません。ホームページの目的やコンセプトに合わせてどのWebデザインを取り入れるか考えましょう。
これからWebサイトを制作される方は、ぜひ参考にしてください。
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